寝起きに簡単ストレッチ!目が覚めるストレッチで朝もすっきり
季節の変わり目は、日中よりも朝晩の急な冷えなどによる気温差で体調を崩しやすいものです。Tシャツで寝ている人も、夜中に肩が冷えて目が覚める、もしくは寒さから身を守るように、無意識に体を丸めて寝ている人もいるかもしれません。本来ならば、寝ている間に寝返りを打ちながら、日中の体の凝りや緊張を解消し、翌朝は目覚めもスッキリ!疲れもスッキリ!のはずですが、季節の変わり目はなかなかそうもいかないようです。なぜなら、急な気温差による就寝中の体の強張りや、季節の変わり目による「自律神経の乱れ」等が原因となり、眠りが浅くなり朝の目覚めが悪くなりやすいのです。
しかしながら、午前中は不機嫌で午後からエンジンがかかる人で通すか?午前中から笑顔でテキパキと仕事を片付ける人になるか?答えは自ずと出ますよね。そう、1日は24時間しかありません。この24時間を自分のために無駄なく使うには、朝からテキパキ動いた方がいいに決まっています。そこで、寝起きに簡単に体をほぐし、全身の巡りをよくするストレッチをご紹介しましょう。
では、ストレッチをご紹介する前に、実践する際の注意点です。
- 決して無理をせず、伸ばして気持ちのいい範囲で、じっくりと動作しましょう。
- 伸ばす時には、息をゆっくりと吐くようにしましょう。
- 伸ばした際に鋭い痛みを感じる方向はキープ時間を短めにしましょう。
- 伸ばしている部位に意識を向けるように、自分の体に集中しましょう。
体の歪みを解消するストレッチ!気持ちよく体側を伸ばす!
この動作は、寝ている間に強張った全身をほぐすストレッチです。私たちは普段から、体が左右どちらかに傾く癖があります。すると傾いた方のウエストはいつも縮み、反対側は伸びた状態になっています。つまり、クビレの度合いが違うのです。私かも?と思う人は、残念ながら既に骨盤も傾いている可能性があります。特に就寝中も体の癖が出やすいので、朝起きた時に両側を均等に伸ばし、体に正しい姿勢を意識させ、骨盤の位置も少しずつ正しい位置に戻していきましょう。1.仰向けになり、両手を頭の上で組みます。この時、腰が反り過ぎないように、また首の後ろも伸ばすように顎を軽く引きましょう。
2.そのまま組んだ手の平を返し、手の平を上に押し出し、踵は下に押し出しながら、ゆっくり体を左側に伸ばします。
3.さらに半月を描くようなイメージで、両足、両手の平を左方向に押し出しながら、右体側をじっくりと伸ばします。そのまま15呼吸ほど繰り返し、反対側も同様に動作しましょう。
腰から背中を伸ばして毎朝のトイレも習慣に! デトックスストレッチ
この動作は、お腹周りを大きく捩じることで腰から背中、首の後ろまでストレッチします。朝はまだ腸も起きていないので、ストレッチで内臓も目覚めさせましょう。また、腰を伸ばすことで腎臓も活性化されるので、就寝中に溜まった毒素も水分として出やすくなります。1.正座になります。
2.そのまま左のお尻を床に下ろし、両足は右方向に流します。両手を左床につけます。
3.そのまま両手を左床後ろにゆっくりと歩かせ、お腹を捩じります。さらに右肘、左肘を床につけ、両手を組み、頭を組んだ両手の間に置きます。この時、両肘で床を押し、肩甲骨周辺を開き、就寝中の背中、肩の凝りを解消しましょう。
また、効果を最大限にするために、両肩が横一列に並ぶように意識しましょう。特に、左肩が下がりやすいので注意しましょう。そのまま、ゆっくり15呼吸繰り返し、元の位置に戻りましょう。反対側も同様に動作しましょう。
股関節や鼠蹊部をほぐして、朝からホットな女になるストレッチ
この動作は、下半身の関節をほぐし、可動域を広めます。可動域が広がれば、動作が大きくなり、普段通りに駅まで歩くだけで、歩幅が広くなりその分下半身の筋肉が使われ、代謝もアップします。さらに、捩じりの動作もあるので、内臓が活性化され血液循環がよくなります。低体温で血圧が低い……という女性に効果があります。1.つま先を斜めに開き、両足を1メートル弱開きます。
2. そのまま太ももの裏が床と平行になるように、膝を深く曲げ、腰を下ろします。この時つま先よりも膝が前に出ないように注意し、脛は床と垂直になるように意識しましょう。
3.そのまま、両手をそれぞれの膝の上に置き、ゆっくり上体を右方向に捩じります。この時、左手で膝を押し、左太もも内側から股関節、鼠蹊部までの伸びを感じましょう。また、お尻が後ろに飛び出さないように、注意しましょう。そのまま10呼吸繰り返し、反対側も同様に動作しましょう。
いかがですか? 朝は体温が低くなりますが、ストレッチするだけで全身がポカポカしてきませんか? たった3分でできるので、毎日の習慣にして、朝から気持ちよく活動してください。そんなあなたの笑顔に魅かれて、皆も笑顔になるはずです。
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