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呼吸を意識するだけで、痩せ体質に近づく3つの理由(2ページ目)

今までダイエットが成功しなかった人でも、毎日2万回前後も行う呼吸を変えて痩せよう!今日から『呼吸筋』を意識してダイエットを成功させましょう!

TOMOKO

執筆者:TOMOKO

ピラティスガイド


【その1】 今日からは “呼吸筋群” を使って痩せる!

毎日無意識で行っている呼吸、でも呼吸は、毎分毎秒とても多くの筋肉を使って行われています。呼吸運動は肺の中に空気を出し入れする運動ですが、その際に、呼吸筋群と言われる筋肉が働いています。

ここでは、今まで意識していなかった “呼吸筋群” についてチェックしてみましょう。 体の使い方を意識するだけで、その筋肉は今までの何倍も使うことが可能です。

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【イメージ図】 肋間筋や横隔膜などの“呼吸筋群”


意識的な呼吸は主に、横隔膜肋間筋が働いて、肺を収縮させ空気を出し入れします。 そして、呼吸の乱れを整え、深く長い呼吸を行うためには、おへそより3寸下の “丹田” と言われる部分に力を入れ、お腹をへこましながら息を吐きます。

また、吸う息(吸息)は無意識で自然に行われますが、吐く息(呼息)は能動的に意識して行われています。これはつまり、吐く息の方がより呼吸筋や腹筋を使って行われているということなんです。

これは、皆さんがダイエットを意識してウォーキングやエクササイズする時は、『吐く息にフォーカス』すると、より効果的であるということになります。 今まで吸う息ばかり意識していた人は、これからは、吐く息の方をより深く長く行ってくださいね。今までお休みしていた筋肉が動きだし、代謝がアップします!

今までのあなたの、『運動しても食べなくても痩せない!』原因は、呼吸筋を使っていなかったことにあるかもしれません。今日から早速、深く長い呼吸を心がけましょう!

【 呼吸筋群を意識する呼吸法レッスンはこちらから】


【その2】 呼吸を意識すると、カラダの歪みがとれて美姿勢に

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呼吸筋があなたの姿勢を変える!

呼吸をするときには、とても多くの筋肉を使っていることが理解できましたか?  そして、実は呼吸筋は呼吸を行うだけでなく、私たちにとって重要なもう一つの役割があるのです。それは、なんと!

呼吸筋は “姿勢” を維持する筋肉

 
でもあるのです。 “呼吸と姿勢” が関係していることを理解すると、私たち現代人の姿勢が悪いのは、呼吸が浅く、乱れていて、呼吸筋が弱いこともわかってきます。 姿勢をよくしようとして、胸や肩を張っても、腹筋が疲れてしまったり、腰が痛くなったりしたことはありませんか? そう、筋肉を使わずして姿勢はよくならないのです。

猫背や歪みにならず、姿勢を美しく安定させるには、体幹部を取り囲む筋肉が必要です。 呼吸筋は体幹部周辺にあり、呼吸筋が発達すれば、あなたの姿勢は美しく正しく整い、歪みの改善も期待できるでしょう。

呼吸筋を意識しながら呼吸すると、今まで使っていなかった他の多くの筋肉が活動をはじめます。 すると、体幹部の使っていなかった筋肉が弾力を帯び、正しく美しい姿勢をサポートしてくれるのです。姿勢が改善すると内臓圧迫などの負担が軽減し、カラダの内側の働きが活発になります。姿勢がよくなると、エネルギー代謝は一気にアップしますよ!

一日2万回も行っている呼吸を変えれば、おのずとあなたの姿勢やボディーラインは改善します。 あなたの浅く乱れた呼吸を整えてくれる呼吸筋は、姿勢を美しくし、ダイエットとボディーメイクをサポートしてくれます。

>>次のページで、“ダイエット成功脳” をつくりましょう!

⇒⇒【姿勢を改善する呼吸法にチャレンジ!こちらから】

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