ボディメイクの最大の敵は「ストレス」
ストレスは最大の敵
ボディメイクの話をすると、忙しく働く女性の中には、話を聞く前から「私には絶対無理!」という人がいます。理由を尋ねると、「仕事でどうしても食事の時間が不規則」「付き合いで外食が多くなりがち」「仕事のストレスが半端ない」などという答えが返ってきます。けれども、どんなに忙しくても、どんなに生活が不規則でも、どんな人でも、ボディメイクすることは可能です。なぜなら、ボディメイクにおいて大切なことは、ストイックさよりも「続ける」ことだけだからです。
ボディメイクで大切なことは「ストレスをためずに、ごきげんさんで続けること」。
一生けん命ダイエットに励むことよりも、6~8割ぐらいの「合格点かな?」という程度の努力で、イライラせずにごきげんさんで続けることが何よりも大切です。ストイックなダイエットをして短期間で結果を出すよりも、多少ペースが遅くなったとしてもごきげんさんに美ボディになる生活習慣を自分なりに続けることのほうが、はるかに意味があることだからです。
長距離マラソン選手は、最初から全速力で走ったりしません。素人がマラソン選手と長距離を一緒に走ったとき、はじめのうちは、マラソン選手のほうが遅れをとっているかもしれません。けれども、はじめは速いペースで走っていても、途中で力尽きたり速度が緩まった素人ランナーは、ずっと一定の速度で止まることなく走り続けているマラソン選手に負けてしまいます。ダイエットも、それと同じです。
ボディメイクを目指すのであれば、自分なりの気分転換の方法を見つけることが何より大切です。食に走るのではなく、たまにはいつもと違う場所にお出かけしてみたり、少し身体を動かしてみたり、友達とおしゃべりするのもいいかもしれません。「しんどいけど我慢しよう」と思いながらボディメイクに励むのではなく、楽しみながらするのがコツです。「我慢しなきゃ」「やらなきゃ」と思いながら続けていると、思い通りにならない状況にぶつかったときにあっさり挫折してしまいがちだからです。「今年の海に間に合わせよう」と、期限を決めてダイエットすることはいいことですが、せっかく美ボディを手に入れたなら、どうせだったらそのカラダをキープしたほうがよくはないですか。
美しいカラダは、毎日の生活習慣から作られます。1か月、少し意識して続けたら、少し違和感のある生活習慣も、「自分の生活習慣」に変わっていきます。3日坊主でやめてしまうのではなく、1か月続けてみてください。気がついたら、意識せずとも美ボディの生活習慣が身についてくるはず。
もう一つのボディメイクの秘訣は、期限と目標を決めること。「なんとなく痩せたい」「そのうちキレイになればいい」と思っているだけだと、なかなかうまくいきません。「いつまでに○キロ痩せたい」などという明確な目標を決めることで結果が出やすくなりますしストレスレスに続けやすくなります。「こんなふうになりたい」と、できるだけ具体的に理想の女性像をイメージすることで、その理想像に近づきやすくなります。憧れの女性の写真などをよく見えるところに貼っておくなども一つのテですね。
いかがでしたか。「明日から」ではなく今日から始めて、夏のビーチの主役を目指して、周りとはっと驚かせてみてはいかがでしょうか。