ボディケア/ボディケアの基礎知識

夏はもらった!ビーチで主役になれるボディメイク(3ページ目)

露出の増えるこの時期になると増殖する「ダイエッター」。今年の夏こそはボディメイクに成功したい、と思っている女性もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 ワンランク上の美ボディになる方法は、実はそんなに難しくありません。どんなに忙しい人でも、コツをつかめばストレスレスにできるボディメイク法があるのです。 今回は、今年の夏、ビーチで主役になれるボディメイクについてお話していきたいと思います。

山下 真理子

執筆者:山下 真理子

ボディケアガイド

ダイエットするなら、いつもよりたっぷりの栄養を

美しくスタイルアップするために大切なことは、「基礎代謝を下げないこと」です。無理なダイエットは、基礎代謝を下げてしまいます。痩せにくい身体を作るだけにはとどまらず、疲れやすくなったりイライラしやすくなったりします。代謝を下げない為にも、ダイエット中ほど、しっかり栄養を摂ること。マルチビタミンのサプリメントを賢く利用するのもひとつの方法です。「ビタミンCだけ」とか「ミネラルだけ」などの単体栄養素ではなく、さまざまな種類の栄養素をバランス良く摂取することが大切。できるだけ有機野菜を原料としたマルチビタミンのサプリメントがオススメです。

ボディメイクするにあたってオススメのサプリメントは、「魚の油のサプリメント」。DHA/EPAという油のサプリメントです。食事からだけではどうしても不足しがちな魚の油。魚の油は良質な油で、太りにくい身体を作り、美肌効果やアンチエイジング効果の高い油です。血行促進して、悪玉コレステロールを低下させる働きもあります。体内の炎症を抑えて、身体の働きをよくする潤滑油の働きがあります。

ビタミンB,ビタミンCなどの単体サプリメントは「特に今日は体調がすぐれない」「なんとなく疲れている」などの日に、マルチビタミンサプリメントにプラスする形で摂取するのがオススメです。

また、代謝維持の為に絶対欠かせないのは、お水をたくさん飲むこと。しっかり水分を摂取して老廃物の排出をうながし、代謝をアップさせてあげましょう。目安としては、1日1.5リットル~2リットルと言われますが、これは最低限の水分量。特に暑い夏の時期では、3リットル程度の水分を摂取することがオススメです。コツは「のどが渇いた」と思う前に、浄水を飲むこと。お茶やジュースではNG。お茶に含まれるタンニンやジュースの砂糖は、体内で水分が吸収されるのを妨げてしまう効果があります。

あとは、早食いをせずにゆっくり食べる。早食いをしている姿は、そもそもエレガントではないですが、何よりも満腹感を感じるのが遅くなります。早食いをしている人の肥満率は、普通の人の3倍とも言われます。早食いする人は、きちんと食べ物を噛まずに食べています。噛まないで食べることは、胃腸での消化によりたくさんの酵素を使って、胃腸に負担をかけてしまいます。また、血糖値の上昇が緩やかになり、体脂肪が作られにくくなります。

女性らしいメリハリバディに欠かせないのは、大豆イソフラボン。植物性タンパクに豊富に含まれます。大豆イソフラボンは、エストロゲンという女性ホルモンに似た働きをして、美肌効果、女性らしい身体作りに有効です。イソフラボンは、体内で、エストロゲンが過剰な時には抑制的に、不足している時には促進的に働く栄養素。悪玉コレステロールを低下させたりして生活習慣病を予防してくれる働きもあります。引き締め効果もあるので、ボディメイク中の食事には、豆腐などの大豆製品を取り入れるようにしましょう。最近では、大豆イソフラボンを効率よく摂取できる栄養補給食品もたくさんあるので試されてもいいかもしれません。
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