美人の理由は「腸内美人」

毎日のちょっとした意識で。

毎日のちょっとした意識で。

美しさは健康から、なんて、もうあたりまえになってきている昨今ですが、皆さんは、美しくなるためにどんな努力をしていますか?

最近よく耳にする「腸内美人」。健康に対しての意識が以前に比べて高まってきた昨今、健康美の為には、「まずか腸の中から」が当たり前になりつつあります。腸の中が健康であることは、美しく健康でいることの絶対条件とも言われています。腸の中が健康でなければ、どんなに栄養を摂ったところでうまく吸収されません。なぜなら、摂取した栄養は、腸の壁から吸収されるからです。腸の中が汚れていたら、当然ながら、栄養の吸収率は下がってしまいます。逆に、腸は老廃物を生成する場所でもあるので、腸の働きが低下すると、老廃物がうまく排泄されなくなってしまいます。

また、腸は、免疫機能にも大きくかかわっています。腸の働きが低下すると、免疫機能が低下して、疲れやすくなったり、風邪をひきやすくなったりしてしまいます。

では、「腸内美人」とは、どんな人のことをいうのでしょうか。なぜ、腸内環境を整えることと健康美がつながるのでしょうか。そして、どうやったらあなたも腸内美人になれるのでしょうか。この記事では、だれでも簡単に腸内美人になれる方法を伝授させていただこうと思います。

まずは、腸内環境の乱れが、私たちの健康にどうかかわっているのかを、順番に見ていこうと思います。

「便秘が当たり前」になっているあなたはかなり危険!?

特に女性であれば、便秘に悩まされている人は、この記事を読まれている方の中にも大勢いらっしゃることでしょう。「便秘なんてみんなよくあること」とそれほど問題視していない人も多いですが、実は、便秘は、腸が発信している危険信号です。

「とりあえず出せば大丈夫」とばかりに、市販の便秘薬を定期的に服用して排便したり、中には、ダイエット目的で下剤を服用する人もいるようですが、これはもってのほか。確かに、病的に持続する便秘の場合は、適宜下剤を使用することも必要ですが、下剤の濫用を続けていると、下剤の力によってしか腸が働かなくなり、やがて、腸が本来持つ腸管の運動能自体が低下してしまいます。一時的には溜まっていた便が出てすっきりするような気がしますが、腸をきれいにするどころか、かえって腸の働きが悪くなることで、便秘をますますひどくしたり、逆に、便秘と下痢を繰り返す状態になりかねません。下剤の量を増やさなくてはならなくなったり、「下剤を飲まないと出ない」というような状態になってしまいます。心当たりがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

腸内美人を詳しく知る前に、以下のような人は症状がないか、まずはチェックしてみてください。

□3日以上長引く便秘になりやすい。下剤を飲まないと排便がない。

これは、まさに上記に挙げたとおり。下剤なしでは排便しづらいということは、すでに腸管の機能がかなり低下しているということ。腸管の運動能や機能を正常化する方法を、この記事で学びましょう。

□毎日排便はあるが、残便感があり、すっきり排便できない。腹部不快感が常にある。

毎日排便があるからといって健康なわけではありません。こういう、いわゆる「隠れ便秘」タイプの人は、腸の中にいつも便が残っている状態。老廃物がたまって、免疫機能も低下している状態です。オナラが匂う、という人も、腸の中の老廃物が腐敗して臭うことで起こる状態なので、危険信号です。オナラだけではなく、老廃物の腐敗は、口臭や体臭の原因にもなります。

□今まで便通に問題はなかったが、生活環境が急に変化したり、転職や引越しなどで、食生活をはじめとした生活習慣が急激かつ大幅に変化した人。

今までと生活習慣が大幅に変化したり、急激にストレスがかかったりすると、今まで排便に全く問題なかった人でも、急に便秘などの便通異常を訴える人がいます。腸をコントロールしている神経が、ストレスによってバランスを崩してしまい、腸の働きが乱れてしまうことによって起こります。このタイプの人は、ストレスをうまく発散させたりリラックスする時間を取るようにすることで、腸の働きは再び正常に戻ります。

ただし、ストレスが慢性化したり、不規則な生活が長期間持続したりすると、腸の本来持つ機能が低下して、健康な状態に戻りにくくなります。ストレスに長期間さらされることで、腸が正常に機能するために必要なビタミンなどの栄養素が大量に消費され、慢性的な便秘になってしまう可能性もあります。

オナラと便の状態でわかる、腸の状態

簡単に、あなたの腸内環境が乱れているかどうかをチェックするもう一つの方法があります。それは、「オナラ」と「便の性状」でわかるのです。

先程もお話したとおり、オナラが匂ったり、口臭や体臭がある人は、腸内環境が乱れているといえます。腸の中で、排出されなかった老廃物が腐敗してにおいを放つことによるからです。逆に、オナラがよく出ても、におわなければ問題ありません。食べものの中に含まれる食物繊維を善玉菌が分解するときに、ガスが発生します。このガスは、腐敗臭ではありません。

腸内環境の乱れによって溜まってしまった老廃物は、美容面でも悪影響が出ます。便秘が長引くうちに肌荒れした経験がある方も、多いのではないでしょうか。肌が荒れると、スキンケアを熱心にする人が多いですが、それ以上に、身体の内側の健康を考えてあげることのほうが大切です。

腸の中には、善玉菌と悪玉菌という、腸内細菌がいます。老廃物がたまっているなどで腸内環境が乱れると、悪玉菌が優位になります。悪玉菌は、タンパクにダメージを与えて毒素をだします。その結果、肌の老化は一気に加速してしまいます。

悪玉菌優位の腸内環境では、便秘と下痢を繰り返す便通異常が起こるほか、黒い色の便が出ます。腸管の運動能も低下し、固い便になります。ウサギの糞のようなコロコロとした固い便が続くという人は、それは悪玉菌が優位になっている、すなわち腸内環境が乱れているしるしです。一方、善玉菌優位であれば、色の薄いバナナ状の便が出ます。

腸内環境が乱れていては、せっかくのスキンケアや高級な化粧品も意味がありません。しっかりスキンケアをしているはずなのになんとなく肌荒れする、という人は、もしかしたら、腸内環境が乱れているサインかもしれません。