今の自分の姿は、実は、あなた自身が望んでいる姿
痩せたいのか痩せようなのか?
いいかえれば、今ある姿は「あなた自身が望んで思い描いている姿」に他ならない、ということです。この事実は私自身とてもショックでした。口では痩せたい痩せたいと言いながら、結果がともなっていないときは、心の底では「痩せたいけれどおいしいものは食べたいしダイエットは辛いから、この辺で妥協しておこう」と思っています。
本心から強く思い描いている姿は、必ずやその姿になっていきます。
私自身、痩せようとコミットメントしたのは、立て続けにお気にいりブランドの服が着られなくなった時期でした。ダイエットを決意してからは頻繁にお気にいりブランドへ試着に行って、ハミ肉で醜い姿を目に焼き付けました。
強くコミットメントすることは、スキンケア&ダイエットを継続させるために絶対に欠かせないと思います。
ダイエット継続のためによく言われているレコーディング(食べたものの記録)や毎日体重を量ろうという指導も、コミットメントを強くするための手段だと思います。
ケアシーン設定で「なまけ癖」が出そうになっても継続できる
スキンケア&ダイエットを継続させるもう1つのポイントは、ケアシーン設定です。行動科学マネジメントを提唱されている石田淳氏の著書に、強い意志で続けようとするからできないのであり、継続させるには毎日の行動の中に習慣化してしまうこと、とありました。
たとえば毎日マッサージをしよう、と決意だけしても日々忙しかったり疲れていたり色々な事情で決めたことは実行できないまま過ぎていきます。そこでマッサージをしよう、と決めたら、どんなマッサージをいつ、どこで、何を使って、どんなふうに行うのかというケアシーン設定をしてしまうのです。
バスタブの中でお手入れは効果的?
たとえばお風呂に入って湯船につかっているときにしよう、とケアシーン設定をしたら、湯船に入っているときに手が伸びる場所に使用するツールやコスメを置いておくことが肝心です。リビングルームで寝る前にエクササイズをしよう、と決めたら、リビングルームでくつろいでいる場所に必要なものは準備しておき、寝る前に自分がなりたい姿を思い描いて一踏ん張りします。
私自身、週1回のエクササイズを続けるために、強制的に自分を縛るための予約を入れてしまって、当日ドタキャンしたらお金がかかるようにしています。するとサボりたいという気持ちになっても勿体ないという気持ちもあり、何とか通うことができています。
大切なのは「私は意志が弱いからダメなのよね」と落ち込まないこと。意志が弱いのはみんな同じ、継続できていないのはケアシーン設定が甘いからなのです。自分の生活パターンをよく見直し、これなら続きそう、というケアシーン設定をよく考えてみましょう。必ず継続できるパターンを見いだせると思います。