シダーウッド2種
ウッディ系だけでは表現できない不思議な香りをもつシダーウッド
マツ科(モロッコ原産)
または
2、Juniperus virginiana
ヒノキ科(アメリカ原産)
いずれも木部を水蒸気蒸留して精油を採取
アロマテラピーで使われるシダーウッドのエッセンシャルオイル(精油、アロマオイル)にはたいてい2種あり、同じぐらいの価格で販売されています。
背の高い針葉樹の、木部から香りが採れますが、木部だけでなく樹脂も芳香をもち、古代世界では死体の防腐処理、またお香、虫除けなどに使われたといいます。現代でもフレグランス業界では「保留剤」(香りをとどめておく役割をもつ香料)として活用されています。
シダーウッドの香り
2種で香りがずいぶんと違います。1のCedrus atlanticaはホワイトシダーとも呼ばれ、甘く濃厚な香りがあります。ややエキゾチックなニュアンスもあります。まさにヒーリングにぴったりな不思議な香り。ヨガのときなどにもおすすめ。
2のJuniperus virginianaはレッドシダーとも呼ばれ、シャープですっきりとした香りをもちます。
シダーウッドだけで香りを楽しんでもいいですが、ブレンドすると使いやすいでしょう。疲れた夜、瞑想をする気持ちでお部屋に香りを広げてみてください。
■参考ブレンド(合計で5滴の場合)
- エキゾチックでやや甘い香り系
- すっきとした、リフレッシュ系
その他のアロマ効果は次のページでご紹介します。