アンチエイジング/アンチエイジング化粧品

美しさの基本はやはり潤い感! 正しい保湿ケアとは?

過ごしやすい秋の日々もつかの間、徐々に寒さを深めていくこれからの季節、気になってくるのが“乾燥”。乾きはあらゆる老化を引き起こし進行させてしまうからこそ、今こそ正しい保湿ケアをマスターしましょう。

藤井 優美

藤井 優美

アンチエイジング ガイド

美容業界歴25年以上。美容専門編集プロダクション「dis-moi」主宰。美容専門誌、女性誌の美容記事の企画・制作・執筆をはじめ、コメンテーターやアドバイザー、セミナー講師として活動。元エステティシャンという経歴を生かし、コスメ開発やエステアドバイスも行う。

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保湿は最強のアンチエイジングケア
あなたの保湿ケアは万全?

保湿ケアをしているのに肌が乾く

保湿ケアをしているのに肌が乾く

「きちんと保湿ケアをしているのに肌が乾く」。年齢、季節を問わずよく聞くこのセリフ。乾いている肌はゴワつき、透明感も失われ、見た目も手触りも美しさから遠のきます。さらに、保湿状態が悪いと紫外線ダメージを受けやすくなるため、乾燥だけでなくシミやシワ、ハリの低下、たるみ、毛穴の開きなどさまざまな肌悩みの元凶に。だからこそ、何としても乾燥肌から脱却したいのだけど、それがなかなか叶わないのが現実……。

そもそも潤っている肌とは水分と油分のバランスが整っている状態のこと。潤いが十分にあることに加え、潤いが逃げない肌状態であることが美しさを維持するために必要。つまり、水分補給だけでも油分補給だけでもダメ。化粧水、乳液の基本ケアで角層バランスを整え、環境に左右されにくい乾かない肌作りを心掛けることが大切なのです。とくにこれからの季節は、北風や暖房による低湿度(日本の冬はサハラ砂漠よりも湿度が低くなる、というデータがあるほど!)、寒さによる体の巡りの低下(血行不良により肌に栄養が行き渡らなくなり、肌の代謝が滞る)など、ただでさえ乾燥が深刻化するとき。十分すぎるほどの保湿ケアが必要なのですが、これができていない人が多い。何となく化粧水、乳液をパパッとつけて終わり……では、やはりダメ。洗顔後約5分で肌の潤いが減るので必ず10分以内に「多いかな?」と思う量をのせ、一工程ごとにハンドプレスで浸透を。肌に均一に美容成分をしっかり届けることを考えると、化粧水も乳液もコットン使いをするのがベスト。スキンケアの方法・順番・量をきちんと見極めることで、肌が必ず変わります。

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