秋の夜長はふたりでペアストレッチ!
夏の暑さも過ぎ、朝晩の涼しさを感じる過ごしやすい季節になりました。季節の変わり目は体調も崩しやすいですが、この時期にしっかり健康づくりをしておくと、健康な一年を過ごせます。特に秋は夏の暑さで開ききった体が締まる時期と言われ、骨盤が締まり、気力が満ちる時期なので、冬に向けてのカラダメンテナンスも兼ねて、秋の夜長を利用してストレッチを習慣にしてみてはいかがですか?今回オススメするのは、彼とふたりでペアーストレッチです。え?恥ずかしい……なんて思わずに、ふたりで一緒に健康&ボディラインキープのために始めてみてはいかがですか?そこで、ふたりで行うストレッチの効果を簡単にご紹介します。■自分では伸ばしにくい部位、特に体の裏側に負荷をかけ伸ばしやすくなる
■ふたりでお互いの体の疲れやコリなどを知り、コミュニケーションアップ
■相手の体温によってリラックスすれば、筋肉もほぐれより伸びやすくなる
次に、ふたりで行うから気をつけたい注意点です。
■声を掛け合いながら、相手の体に力がかかり過ぎないように注意
■男性は女性との筋力差がある事を忘れないように注意
■いきなり体をグッと押したり、ねじったりしないよう注意
足の疲れを解消して、美脚になるストレッチ
このストレッチは太ももの裏のハムストリングスから、ふくらはぎまでまんべんなく伸ばし、足の疲れを解消してくれます。女性は特にハイヒールなどで膝裏が縮みやすく、血行不良からむくみやだるさを感じやすいかと思います。ゆっくり負荷をかけてもらえば、スッキリ脚になりますよ。もちろん男性も営業で疲れた足をほぐすのに最適なストレッチです。また、背骨が気持ち良く伸びるので、腰痛防止や解消にも効果があります。 1.サポートされる側:仰向けになり、腕は太もも横の床に置き、手のひらを床に向け肩が浮かないようにし、リラックス出来る状態を作ります。お互いに声を掛け合い、パートナーが踵を押すタイミングで、息を吐きます。サポート側:膝を床につけパートナーの前に。
パートナーの右脚を90度まで上げ、左手を足に添えます。 2.太もも裏、ふくらはぎ、アキレス腱を伸ばすように、無理のない範囲でお腹に向かって踵を押し出し15-20秒キープ。反対側も同様に行ったら、交代しましょう。
背中、腰を伸ばして一日の疲れを解消するストレッチ
このストレッチでは、脇や体側を伸ばし、肩甲骨周辺から腰までゆっくりと伸ばす、とても気持ちのいい動きです。普段自分で動作する時は、負荷をかけられませんが、パートナーに押してもらうと、驚くほど気持ちよく伸びるので、ぜひペアーで動作して欲しいストレッチの1つです。また、腸の動きも活発になるので、便秘解消にも効果大です。 1.サポートされる側:両手、両ひざを床につけます。お互いに声を掛け合い、パートナーが肩甲骨を押すタイミングで、息を吐きながら、脇の下が伸びるところまで手を前に伸ばします。サポート側:膝を床につけパートナーの前に。
両手で肩甲骨周辺に優しく手を置きます。ゆっくりと肩甲骨を下に押します。 2.サポートされる側:そのままゆっくり呼吸を繰り返し、おでこや胸、顎が床に着く人はつけるようにして、腰、背中を伸ばします。
サポートする側:声をかけながら、優しく肩甲骨を押し、負荷をかけます。交代したら同様に。
背中のコリや腕の疲れを解消するストレッチ
男女問わず、デスクワークなどで姿勢が悪く、猫背や反り腰など背骨周辺のコリは感じている人は多いはずです。このストレッチは、足指で指圧するように背中や腰を押して、コリを解消します。 1.サポートされる側:床に座り手を後ろに。(あぐらでも足を伸ばしても、リラックスして座れる状態になりましょう)お互いに声を掛け合い、パートナーが足指で押すタイミングで、息を吐きます。サポートする側:パートナーの後ろに座り、両腕を取ります。 2.サポートする側:そのまま両足先でパートナーが気持ちいい場所を何箇所かよく踏んで、コリをほぐしてあげましょう。
ポートされる側:足裏で胸を前に押し出された時に、息を吐き斜め上を見て、胸を開き気持ち良く呼吸を10-15回キープ。交代したら同様に。
いかがですか?たとえ毎日出来なくても、週末などお互いの疲れが溜まった時に一緒にストレッチするだけでも、心身共にリラックスし、疲れが取れます。ペアーストレッチは、楽しみながら、相手の体温を感じながら、そしてお互い労わりながら行って下さいね。
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