名古屋コーチンのWスープ「ひな鶏のサムゲタン」
器一杯のひな鶏。3,990円(撮影:鈴木淳)
高麗人参はぜひとも丸ごと全体、すべて食してほしいもの。苦さはそんなに気にならないはずなので。なお、サムゲタンの出汁には名古屋コーチンのスープを使用しているとのことで、鶏のうまみがダブルで味わえるのも嬉しいところ。鶏と食材の旨みをまずは味わってから、お好みで塩、こしょうをかけてくださいね。
締めに食べたい薬膳ごはん「薬水石釜(トルソッパ)」
3種のしょうゆ漬けがつく。1,470円(撮影:鈴木淳)
薬水もそうですが、薬念(ヤンニョム)、薬飯(ヤッパブ)など、韓国料理には薬の文字がつくメニューがふと多いことに気がつきました。そこからも、食べものには薬効がある、食べもので健康になるという、韓国人の健康意識の高さをうかがい知る事ができますね。
宮廷美人になれる?!薬酒3品
赤、緑、黄色……とまるで信号のよう(撮影:鈴木淳)
美容や女性の健康には中央の楊貴美酒(1,050円)がオススメだそう。漢方薬のなかでもとくに女性によく用いられる当帰、芍薬、牡丹皮、竜眼肉、紅花など11種類もの生薬が入っています。確かに味も漢方薬っぽいのですが、味や香りも薬効のうちで、意外と女性ウケがいいとか!飲みにくい方はもちろんストレートではなく、ロックなどでもOKです。
通好みでいえば、左のシャルトリューズヴェール(1,050円)も欠かせません(というか、わたしは結構はまりました)。130種類もの薬草がブレンドされたアルコール度数50度以上のリキュールで、甘味もしっかりあります。精神安定や冷え性に向いています。
薬膳料理のほか、45種類の野菜を食べるベジタブルコースや、地獄鍋というホルモン系の辛い鍋、そして本格的な焼肉も人気で、バラエティ豊かな韓国の食が堪能できます。テーブル席は40席、個室も掘りごたつ形式で5室、そしてふすまを取り外すと最大で70人利用可能とのこと。宴会や打ち上げの場としても大いに楽しめそうですね。
■韓国薬膳料理 雑草家
http://www.zasoya.com/index.html
東京都港区南青山4-1-15 アルテカ ベルテプラザ B1F
銀座線外苑前駅 徒歩10分
定休日:なし
営業時間:平日 17:30~24:00 日・祝祭日 17:30~23:00
問い合わせ:03-5410-3408