「出会い」の幅を広げてくれる、普遍的なデザイン!
こちらはシンプルなホールカットプレーントウです。木型の普遍的な造形が最も理解できるデザインです。鳩目を5穴に変更したり、つま先にメダリオンを追加したりも、無料です。ハンドソーン・ウェルテッド製法九分仕立て。これと同じ仕様で15万7500円(小笠原シューズ TEL:042-461-6673)
ちなみにこのブランド名は、「会う」とか「出会う」を意味するギリシャ語。連綿と継承されて来た技術を最大限に活かしつつ、これまでの立場から一歩踏み出し、お客様と直接応対する意気込みを示しているかのようです。
パターンオーダーで用意されている基本デザインは以下の9種類。そのどれもが流行に左右されず過度に目立ちこそしない分、履き手の身体や心理に溶け込んで行きそうなものばかりです。
【内羽根式】
ホールカット6穴プレーントウ、5穴キャップトウ(ストレートチップ)、6穴セミブローグ、6穴フルブローグ
【外羽根式】
Vフロント3穴プレーントウ、5穴プレーントウ、5穴セミブローグ、5穴フルブローグ
【モンクストラップ】
ダブルモンク(このデザインのみ、プラス4200円のオプション料金がかかります)
内羽根式のセミブローグです。これもビジネスマンなら何足あっても決して無駄にはならないデザインでしょう。つま先のメダリオンの交換や、ヒールカウンターのブローギングの省略は無料で可能です。ブラックラピド製法。これと同じ仕様で11万9700円(小笠原シューズ TEL:042-461-6673)
ちなみに小笠原シューズではブローギングやメダリオンの穴は、機械に頼らず全てひとつひとつ手で開けて行きますので、この柔軟性はありがたいと言うべきか、いや無料の変更はあまりに申し訳ないと言うべきか……。
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