What、why、howをうまく使う

拡大質問

拡大質問で問いかけると、相手がより考えるようになる

拡大質問はまさに思考を促進する問いかけです。この3つの疑問符は以下のように使い分けると有効です。

What(どんな)
Whatは問題を明確にする、相手に考えさせるときなどに使います。

「もしこのプロジェクトが成功しなかったら何が起こりますか?」
「どんな人を採用したいですか?」

■Why(どうして)
Whyは原因を特定するときに有効です。しかし、時には相手を追及しないように気をつけることです。

「売り上げの低下はなぜ起こったのだろうか?」
「どうしてこの問題は起こったのだろうか?」

■How(どうやって)
Howはアイディアを探っていくときに使います。特にwhatで明確になった後にHowを使うと有効です。

「どうやったらこのイベントを成功させることができますか?」
「スタッフのやる気をどうやって引き出せばいいでしょうか?」

拡大質問は相手の思考を刺激し、より深いところまで考えることを促します。質問をする際は向かい合って聞くのではなく、関わっている相手と同じ方向を向きながら、目の前にあるキャンバスに一緒に絵を描くイメージを持って問いかけると、相手はプレッシャーを感じずに、自由に発想を展開させることができます。

自分への質問で練習する

良い質問はその瞬間だけでなく、頭の中に残って問いかけ続けます。ハムレットの「to be or not to be. That is the question.」は、自分自身への有名な問いかけです。人が考えているときは、自分自身と会話をしているときなのです。

以下は自分自身を振り返る質問です。自分に質問をしながら、思考を促す練習をしてみましょう。
  • 仕事で自分がうまくいっているかどうかをどう測りますか?
  • 職場の人はあなたのことをどう評価すると満足しますか?
  • あなた自身が良い状態でいるには何が必要ですか?
  • あなたはどんな基準で物事を判断しますか?
  • あなたが今の仕事から手に入れたいと思っているものは何ですか?
  • あなたがリーダーシップを発揮するのは、どんなときですか?
  • 自分が健康でいるためにはどんなことをしていますか?
  • あなたは人にどのような影響を与えていますか?
  • あなたは自分の仕事のスキルをどのようにして磨いていますか?
  • あなたが仕事で高いパフォーマンスを発揮するには何が必要ですか?
このような質問に答えていくことは、自分自身への認識を深めるのに役立ちます。その体験を下に、あなたの部下にも同じ質問を投げかけて、考えさせる機会を作ってみてください。

<参考記事>
「問い」を共有する組織は成長する


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。