二世帯同居の前の心構えができる本 次は、同居の心構えに関する本です。二世帯同居に不安がつのる方も、想定される具体的な問題をイメージし、解決の方法を知れば、だいぶ安心できるのではないでしょうか? 文芸社/価格¥1,050(税込)(Amazon) ●永遠のテーマ「嫁姑問題」を学ぶ 嫁姑円満に暮らすために 深田 ひさし (著) いつの時代も存在するのが「嫁姑」の問題。しかし、何かの縁で家族になったのですから、できるだけ円満に暮らしたいものです。そこで、人間関係が円滑になるよう、嫁姑の問題を具体的にあげながら、その解決の糸口を紹介する、手引き書です。同居前に、嫁姑の関係を予習してみてはいかがですか? 扶桑社/¥1,500(税込)(Amazon) ●同居経験者の物語で疑似体験をする 3世代同居物語 三家族11人で暮らしてみたら 金 美齢 (著), 周 英明 (著) 在日台湾人の金さんが、娘夫婦・息子夫婦と同居することになり、大家族のドラマがスタート!孫との接し方、嫁への思い、それぞれの人間関係など、二世帯同居に役立つアドバイスもたくさんあります。親世帯・子世帯に関わらず、読んでもらいたい一冊です。 【目次】 第1章 人との縁に支えられ 第2章 「お母さん、一緒に住んで」 第3章 それぞれの個性を生かした家作り 第4章 大家族讃歌、ボスに敬礼! 番外編~離れて暮らす親子が心得ておきたいこと 中経出版/¥1,470 (税込)(Amazon) 親と離れて暮らす長男長女のための本〈2〉 親が子に望んでいること 子が親にできること 親がしてもらいたい孝行と遠距離介護の方法 『親と離れて暮らす長男長女のための本』刊行委員会 (著), 舛添 要一(監修) 反響の大きかった前作『親と離れて暮らす長男長女のための本』の第2弾。全国から寄せられた親の本音と、監修者舛添要一氏の体験をベースにし、離れて暮らす子の立場で何ができるかについてまとめられています。二世帯同居とは直接関係がありませんが、親子関係は離れていても側にいても、気持ちは同じなのではないでしょうか?これからの高齢化に備え、学んでおきたい内容です。 【目次】 第1章 親の本音を理解したい 第2章 親孝行―私たちはこうしている 第3章 不便と危険を解消し、親に快適生活を 第4章 親の生き甲斐づくりの力になりたい 第5章 病気や寝たきりから、親を守りたい 第6章 親の晩年と向き合う 第7章 親の介護と「万が一」に備える いかがでしたか?興味のわいた本は、ありましたでしょうか?実用書だけでなく、二世帯同居の親子関係や同居体験を書いた本はいろいろあります。二世帯同居を快適にするには、物理的な条件はもちろんですが、ちょっとした気持ちの持ち方も関係してくるものです。人の考え方を知ることで、気持ちに余裕ができることもありますので、是非いろいろな本を手にとって頂ければと思います。 ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。更新日:2005年10月10日前のページへ12