文章:山口 由紀(All About「二世帯住宅で暮らす 」旧ガイド)
スッキリ生活したいけど、なかなか片付かないと言うのは、皆さん共通の悩みなのではないでしょうか。特に二世帯住宅は、小さい子どもから高齢の祖父母まで、家族の年齢層が広いのが特徴です。そのため、各世代に必要な物がたくさん持ち込まれることになります。しかし、これらたくさんの物を、いつもキチンとしておくのはなかなか大変なことです。
スッキリ収納計画

スッキリ片付いている部屋は気持ちがイイけど、それを維持するのはなかなか難しいもの。「効率のよい収納計画の提案」のポイントで、スッキリを維持しまょう!

そこで今回は「収納計画」に注目しました。入居宅を調査した結果による「片付かない理由」と、それを解消する「効率のよい収納計画の提案」をご紹介致します。快適な住まい作りのヒントとして、お役立て下さい。

片付けても片付かないのには、理由があった!

2006年に行った、入居宅での収納と片付けの実態調査では、収納されている物、収納に入りきらない物を、図面と写真で分析しています。その結果、片付かない理由が見えてきました。それは、3つの「ぱなし」。では、詳しくみていきましょう。

■1.だしっぱなし
ひとつめは「だしっぱなし」。ソファー・センターテーブル・ダイニングの椅子・対面カウンターなどに、新聞や雑誌、読みかけの本、テレビやエアコンのリモコン、DVDやビデオテープ、たたんだ洗濯物などがだしっぱなしに……。しまう場所がなかったり、しまいにくかったりと、特にリビングダイニングなどで起こりがちな現象ですね。
リビング

ついつい物をだしたままにしてしまう「だしっぱなし」は、誰でも身に覚えがあるのでは?

■2.おきっぱなし
次は「おきっぱなし」。こちらは、お米や箱買いのビール、ペットボトルの水など、買ってきてそのままの食品。また、トレイや牛乳パック、リサイクルの空き缶や空きビン、古新聞などの分別ゴミ。これらは、いつかは無くなるため、ついつい置いたままになっているのが現状の様です。
スッキリ収納計画

買い置きの水やビールや分別したゴミなど「おきっぱなし」も、片付かない原因のひとつ。こちらも良く見かける光景です。

■3.かけっぱなし
最後は「かけっぱなし」。ランドセルや買物バッグ、ジャケットやマフラーなどの衣類、ペットの散歩用リードなど、外出する時に毎日使うからと、一時的に椅子の背中やハンガーラックなどに掛けておくと、いつのまにか定位置に……。その内徐々に量も増え、煩雑な印象になってしまいます。
スッキリ収納計画

毎日つかうものだからと、ついつい「かけっぱなし」になる衣類やかばん類。いつの間にかココが定位置になってしまいます。


これら3つの「ぱなし」、きっと皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか。そしてこの「ぱなし」を解決できれば、部屋をスッキリできるはず。そこで、片付かない原因を解決する方法を、3つのポイントにまとめました。


次ページでは、そのポイントをご紹介します。