寒い冬、カラダを温める食材を摂ることも重要ですが、薬膳では、冬に腎を補うものを食べることもオススメしています。食材はもちろん、腎機能アップによってアンチエイジングに繋がるポイントもご紹介しましょう。

五行・五臓で見る冬の特徴

エビやニラをいれて、腎を温めるお鍋はいかが?

エビやニラをいれて、腎を温めるお鍋はいかが?

日差しが暑く、気温の高い夏が陽気ピークだとすれば、冬は寒くて乾燥し、陰気がマックスの状態。具体的に言うと、冬は「寒邪」(かんじゃ)といって、手足の冷え、関節痛、下痢などを起こしやすくなります。

万物を5つのエレメントに分けて考える五行では、冬の五臓は“腎”。腎の働きが活発になるのですが、ここでいう腎の機能とは、かなり広義にわたります。

泌尿器のトラブルや水分量の調節だけでなく、カラダを温める源であったり、成長・発育を促進したり、歯や骨、髪や耳などにも深く関わっています。なので、腎が弱まると全身が冷えたり、腰がなえたり、白髪が増えたりと、老化を早める原因にもなるのです。

また、寒さによって血管が収縮し、血液の流れが悪くなるので、しもやけや疼痛にも注意が必要です。