祖父母の写真を、自然に撮る!
子どもの写真はたくさんあるのに、祖父母の写真は少ない...という方も多いのではないでしょうか?確かに、年齢を重ねるとともに、写真を撮るのを敬遠したりするものです。しかし、そんな祖父母でも、写真を撮る機会がつくりやすいのが二世帯同居です。そこで、その機会の作り方と、撮影のコツを紹介してもらいました。
■家族写真
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集合写真は、毎年撮ることを恒例にしてしまうのがベスト!
まずは、家族全員の集合写真を撮ること。例えば、誕生会・運動会など、毎年ある行事の時がチャンス。一度、家族全員で集合写真を撮ってしまえばしめたもの!それをきっかけに、毎年撮ることを恒例にしてしまうのが良いそうです。こうすれば「写真なんていいよ...」と言う祖父母でも、自然に参加でき、家族全員の変化が思い出として残りやすくなると言うわけです。集合写真を撮る時に気をつけたいポイントは、以下となります。
(1)掛け声をかける
集合写真の場合は、子どもを撮るのとは違い、全員がしっかりカメラを向いている方が自然な写真となります。きちんと掛け声をかけて、タイミングを合わせるのが大事です。
(2)必ず何枚か撮る
同じポジションで必ず2~3枚は撮ることを心がけます。なぜならば、人数が多くなればなるほど、誰かが瞬きをしてしまったり、笑い損ねたりするものです。皆が納得する良い写真を残すためにも、必ず何回かシャッターを切りましょう。
■日常写真
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趣味の記録を兼ねて写真を撮れば、自然な写真が残せそうですね。
記念撮影ばかりでなく、できれば日常の写真も残したいものです。しかし、何でもない時にいきなり写真を撮るのは難しいですね。そんな時は、お稽古や習い事・スポーツなど、趣味の時間を撮るのが良いとのこと。例えば、発表会の様子やスポーツ大会であればその様子を撮影したり、展覧会に出した作品と一緒に撮れば、自然に写真を撮ることができます。また、お稽古や習い事の成長の証としても良い記録になり、一石二鳥です。
「特に趣味なんてないから...」と言う場合でも大丈夫。例えば、英会話のラジオ講座を聞いているなら、上達する毎にテキストと一緒に撮るだけでも良い記録になります。また、本を1冊読み終わる度に一緒に写真を撮るのも、読書目録を兼ねた良い記録になるのではないでしょうか。このように、決して華やかな場がシャッターチャンスなわけではありません。ちょっとした機会を作って、祖父母の日々も写真に収めることを、習慣化してみてはいかがでしょうか。
【参考記事】
父母を撮るなら孫連れて
from All About写真撮影ガイド
次ページでは、これら撮った写真の楽しみ方について、教えてもらいました。