ストレスを除く方法
前ページのストレスのフローから、いずれかの項目をブロックすることが必要になります。つまり、ストレスが発生し、体に影響を及ぼすまでに解消していくことが大切です。それぞれの段階で見ていきましょう。■刺激の発生
引越しや転職などの環境の変化、生活習慣の変化がストレスになります。アトピーのかゆみもストレスになります。ストレスの発生を抑えることが肝要ですが、出来事自体をなくすのはちょっと難しいかもしれません。
■認知的評価
あまり嫌だなと考え込まないようにする。つまり、ストレス刺激に対して受け取り方を変えてみましょう。完全な結果を求めない、プロセスを大事にするなど、できるだけ前向きに考えましょう。
■情動的興奮
イライラした気分や不安を解消します。瞑想やアロマテラピー、熱中できる趣味などをリラックスしましょう。アロマテラピーはアトピーに有効?を参照ください。
■身体的興奮
身体の興奮を鎮めるために、有酸素運動などをして、心身ともにリフレッシュしましょう。
アトピーのかゆみを抑えるには、アトピーの治療を行い、スキンケアで、肌の乾燥を防ぐこともかゆみを抑える1つの方法です。
仕事の合間でも少し時間があれば休みましょう |
- 人間関係はあまり一人で悩まずに相談してみましょう。相談してもすぐに解決しない場合があるでしょうが、人に話すと少し落ち着きます
- 休めるときに休む。仕事の合間でも一休み
- アルコールやタバコはほどほどに(できれば辞めるのがいいでしょうが)お酒は、お酒でかゆみ悪化?! 飲酒時の注意を参照してください。
- 少し無理したかなと思ったときには翌日しっかりと休む
- バランスのいい食事、1つの食材ばかり摂らない
など
なかなか実現できないかもしれませんが、大切な自分の体です。体に変調をきたす前に、ストレス解消するのがベストです。時には、カウンセリングを受けるのもよいでしょう。アトピーを悪化させるストレスは解消したいものです。
カウンセリング:臨床心理士、精神科医、心療内科医のなど心の専門家が、相談などの対面式に心の問題を解決していくこと。
アトピーの治療シリーズ
【第1回】ステロイド
【第2回】食事療法
【第3回】スキンケア
【第4回】梅雨に向けてのダニ対策 【第5回】梅雨に向けてのカビ対策
【第6回】内服薬
【第7回】アトピーに免疫抑制薬
【第8回】卵を制限してアトピー対策
【第9回】牛乳を控えて食事対策
【第10回】子供のストレス解消!
【第11回】大豆を控えたアトピー対策 【第12回】梅雨でもアトピーを吹き飛ばそう!
【第13回】塗る箇所によって違う!ステロイド使用法
【第14回】体質改善?免疫療法って何?
【第15回】さよならストレス! アトピー治療の基本
<参考リンク先>
子供のストレス解消!(All About)
ストレス(All About)