アトピーの原因にストレスがあります。ストレス解消にアルコールが一役を担うこともありますが、いいことばかりではありません。今回は、アルコールの作用とアトピーへの影響を説明します。

アルコールの体への影響

ビールや日本酒などが「お酒」になります
お酒は、麻酔や消毒作用を持つアルコールを含む飲料です。アルコール飲料、お酒を飲むと、人への影響はどのようなものがあるのでしょうか?

■急性の影響
  • 中枢神経系への作用。脳に対して、抑制的な麻酔作用があります。「酔い」で、最初に抑制系の神経が抑制されますので、陽気になります
  • 血管拡張作用。顔が赤くなります
  • 利尿作用。尿が近くなります
  • など

特に中枢神経への影響は深刻です。飲む量に応じて、個人差はありますが、目安としては以下の通りです。
血液中のエタノールの量症状
0.05%陽気、気分の発揚、興奮
0.08%小脳への作用、運動の協調性の低下、反射の遅れ、動作が雑
0.10%運動の協調性の明らかな障害(まっすぐに歩けない等)
0.20%錯乱、記憶力の低下、重い運動機能障害(立つことができない等)
0.30%意識の喪失
0.40%昏睡、死

急性アルコール中毒には注意が必要です。簡単な式ですが、
アルコールの血中濃度(%) = 飲酒量(cc) * アルコール度数(%) / 体重(kg) / 833
で、アルコールの血中濃度は予想できます。0.1%以下にしたいものです。

このように、アルコールは脳への影響が大きく、正しい判断ができなくなります。運動機能も落ちますので、運転は非常に危険です。当たり前ですが、飲酒運転による事故は加害者にも被害者にも人生を変えることになりますので絶対に飲酒した場合は、運転を辞めましょう。

■慢性的な影響
  • アルコール性肝障害・脂肪肝→肝硬変→食道静脈瘤
  • 慢性膵炎→糖尿病
  • 痴呆・小脳萎縮
  • 末梢神経障害
  • 心筋症
  • ビタミン不足による精神症状
など


次のページでは、アトピーへの影響とお酒のつき合い方をご紹介します。