【第1回】ステロイド
【第2回】食事療法
【第3回】スキンケア
【第4回】梅雨に向けてのダニ対策 【第5回】梅雨に向けてのカビ対策

前回はアトピーの原因「ダニ」を詳細に説明しましたが、今回は梅雨に気をつけたい、そしてアトピーのもう一つの大きな原因「カビ」について説明します。

カビとは?

世の中、カビといっても悪いカビだけではありません。チーズもカビの一種です。
カビは真菌と呼ばれており、良いカビと悪いカビに分かれます。良いカビは
  • みそ・しょう油
  • チーズ
  • 抗生物質

  • などで使われています

一方、悪いカビには
  • 白癬菌(はくせんきん)(水虫)
  • カンジダ(皮膚や内臓に病気を起こす)
  • アスペルギウス(肺炎・喘息を起こす)
  • クリプロコッカス(肺炎・髄膜炎を起こす)
  • クラドスポリウムなどの黒カビ(洗濯機や水周りに生えるカビ)
  • アステルナリア(コンタクトレンズに生えるカビ)

  • などがあります

悪いカビは文字通り除去する必要あり。栄養のある多温多湿の環境ならどこでも発生し、食べ物・植物・プラスチック等どんなものでも発生する可能性があり、特に温度5-35℃の中で、特に20-25℃、湿度65%以上を好みます。現在の住宅は気密性・保湿性ともに高く、カビの好む環境ができているため、カビ対策は特に湿気の多い梅雨には何らかの対策を立てる必要がありますね。

簡単に実践できるカビ対策

洗濯槽の裏にはカビがびっしり!という場合も…

  • 湿度を50%前後に保つ
    →戸や窓を開けて換気する
    →除湿器の使用する(水まわりには特に有効)


  • 押入れには除湿剤
    →通気性をよくするために、スノコを使ったり、除湿材を使う
    →布団は天日干しなどして、湿気と殺菌をする


  • 洗濯機には専用の洗浄剤
    →洗濯機の洗濯槽の裏側に、カビがびっしり。洗濯してもカビが衣類に着いてアトピーの原因になります。洗濯槽は専用の洗浄剤を使用し、カビを取り除きましょう
他にも、カビが発生したら早めに、漂白剤・防カビ剤・殺菌剤・消毒用アルコールを使って除去しましょう。

ちょっとした心掛けと実践で、カビの発生を防ぐことができます。難しいことは一切ないので、ぜひ実践してみてください。


豆知識
カビ:自然界至る所、土壌中や水中の動・植物。酵母、キノコと同じ真菌と呼ばれている。細胞の周りに細胞壁というものを持ち、細菌やウイルスとは異なる。



<参考リンク先>

カビ博士の研究室(Dr.アース)

アトピー性皮膚炎(アレルギー体質)のハウスダスト(ダニ・カビ)対策

アトピー対策(アトピーネット アトピーに負けるな)
 
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