取材を終えて---ガイドの感想
ガイドも、目の前の小さな喜びを写真でカタチに残してみました |
しかし、最も効果の高い「癒し」とは決して受け身で終わるのではなく、出会いや感動から着想を得て自分や他人をよりよくする、その行動プロセスを通して感じるものだと私は思います。その点で、フォトセラピーは自分で行動を起こして癒しを得られる、とても効果の高いセラピーだと言えます。
「自分の心を表現してみたい」と願う人はたくさんいます。しかし、うまく表現する手法を持ち合わせず、歯がゆい思いをしている人が圧倒的に多いのではないでしょうか。その点、写真は、シャッターを押せば誰でも自分が感じた感動をそのまま形に残すことができます。
「最近、心が疲れている」「感動が少ない」と思ったときには、実際にカメラを手に持ってみてはどうでしょう。そして、自分の周りにある小さな喜びや驚き、発見を撮影し、それをカタチにして眺めたり飾ったり、語りあってみるといいと思います。
こうした小さなアクションを重ねることで、自然に心は元気になり、生きる勇気も湧いてくるのではないかと思います。
お話を伺ったのは なかにしあつこさん
日本フォトセラピー協会 代表理事。大手出版社にて教材企画や指導法開発に携わった後、独立。写真による心理療法「フォトセラピー」を日常に応用するため手法を考案し、情報を発信している。
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