薬膳料理/基本の薬膳料理・レシピ

週末は薬膳しゃぶしゃぶでアンチエイジング(2ページ目)

寒~い冬は、アンチエイジング食材を使った薬膳鍋で、見た目だけでなく内臓からも若々しく、カラダの芯からぽっかぽかになりましょう! カラダを温める食材や腎機能をアップさせる食材もご紹介します。

杏仁 美友

執筆者:杏仁 美友

国際中医師 / 漢方・薬膳料理ガイド

アンチエイジング薬膳鍋の材料(4人分)

羊肉の薄切り……300g
ニラ……1束
長ネギ……1本
季節のお野菜……白菜、大根などお好みで
■薬膳スープ
ナツメ……8個
ニンニク……8個
クコの実……20個
唐辛子……1本
シナモン……1本
八角……1個
昆布……15cm 
酒……1/2カップ  
しょうゆ……大さじ2 
塩……小さじ2

アンチエイジング薬膳鍋の作り方


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1. ニラ、長ネギなどの野菜は食べやすい大きさに切っておく。ニンニクは皮をむき(丸ごと使用する)、唐辛子は半分に切って種を取り除いておく。ナツメは手や包丁で半分に切り、薬効が出やすいようにする。
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2. 土鍋に水と薬膳スープの材料をすべて入れ、ひと煮立ちさせたら、弱火で10分ほど煮込む。シナモンや八角は砕いてお茶パックなどにいれるといい。
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3.野菜や羊肉などを鍋にいれ、お好みのやわらかさになるまで煮込む。薬効&旨みたっぷりのスープごと召し上がれ(シメにこのスープでうどんを食べてもグッドです)!


この薬膳のポイント

漢方では羊肉は肉類の中で一番カラダを温めるものとされ、冷え症や体力のないタイプ、貧血気味の人にもよく、「女性の肉」とも呼ばれています。独特な臭みは脂肪分に含まれているので、匂いが苦手な人は取り除くといいでしょう。

なお、アンチエイジングといえども、気になる症状はひとそれぞれ。目の疲れやくすみが気になるなら「クコの実」を、抜け毛や白髪が気になる場合はペーストにした「胡桃」「黒ゴマ」をタレに、足腰が冷えてだるいなら「海老」をトッピングするとなおベターです。今回の薬膳レシピも、難しい工程はありません。ぜひチャレンジしてくださいね。


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