ボディケア/ボディケアの基礎知識

お風呂で美人!美容&ダイエットに効く入浴方法(3ページ目)

入浴には1日の疲れた体を休めるリラックス効果だけでなく、肩こりや腰痛緩和、冷え症改善、代謝アップ、さらには汗をかくことで痩せ体質になる効果も期待できます。「美容」「ダイエット」「リラックス」といった目的別の正しい入浴方法を詳しく紹介していきます。

和田 清香

執筆者:和田 清香

ダイエット・ボディケアガイド


お風呂でリラックスできる理由

シャワーでツボを刺激しリラックス!

シャワーでツボを刺激しリラックス!

入浴は、体と心の疲れを癒すために必要な生活習慣。入浴が一日の疲れをとるのは、体を温めることで血行がよくなり、筋肉の緊張をほぐしてくれるから。同時に気持ちの緊張もほぐれるので心身ともにリラックスした状態になるのです。

特に心身のリラックス作用は自律神経のはたらきと関係していて、入浴時は副交感神経が優位になるといわれています。入浴によって副交感神経にかたむいた状態でベッドに入れば、スムーズに休息モードに入り快眠へとつながるわけです。

また、体は体温が下がるときに眠くなることがわかっており、入浴すると一時的に体温が上がるので、入浴後は自然に体温が降下。そのため、眠りにつきやすくなると同時に、翌朝スッキリ目覚めることができます。

お風呂でリラックスの効果的な入浴方法

■リラックス効果のあるツボを刺激
お風呂タイムに眠りに効果のあるツボを刺激するのも◎。やや熱めのシャワーを以下のツボにあてると効果的です。

・足裏の湧泉(ゆうせん)というツボ
足の指を土踏まず側に曲げるとくぼむところで、中指と薬指の骨の間にあります。

・足裏の失眠(しつみん)というツボ
かかとの中央線と、内くるぶしと外くるぶしを結んだ線の交点にあります。

・耳裏の安眠(あんみん)というツボ
耳後の骨の出っ張り下のくぼみから1~1.5cmほど顔側の部分にあります。

・耳下裏の天柱(てんちゅう)というツボ
後頭部から首すじにかけての中央のくぼんだ部分にあります。

入浴中は深くゆっくりとした呼吸を
入浴中は、深い呼吸を意識してみましょう。鼻から息を吸い、口からゆっくりと吐く呼吸を意識することで副交感神経に働きかけ、よりリラックス効果を高めることができます。

この際、ぬるめのお湯(38~40度)に入り汗が出るまで湯船にじっくり浸かることもポイント。熱いお湯は、交感神経に働きかけて興奮してしまうため、眠る前にはNGです。

ちょっとした工夫や手軽な方法で「美容」「ダイエット」「リラックス」が手に入る入浴タイムを、毎日の生活に取り入れてみましょう!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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