お風呂でリラックスできる理由
シャワーでツボを刺激しリラックス!
特に心身のリラックス作用は自律神経のはたらきと関係していて、入浴時は副交感神経が優位になるといわれています。入浴によって副交感神経にかたむいた状態でベッドに入れば、スムーズに休息モードに入り快眠へとつながるわけです。
また、体は体温が下がるときに眠くなることがわかっており、入浴すると一時的に体温が上がるので、入浴後は自然に体温が降下。そのため、眠りにつきやすくなると同時に、翌朝スッキリ目覚めることができます。
お風呂でリラックスの効果的な入浴方法
■リラックス効果のあるツボを刺激お風呂タイムに眠りに効果のあるツボを刺激するのも◎。やや熱めのシャワーを以下のツボにあてると効果的です。
・足裏の湧泉(ゆうせん)というツボ
足の指を土踏まず側に曲げるとくぼむところで、中指と薬指の骨の間にあります。
・足裏の失眠(しつみん)というツボ
かかとの中央線と、内くるぶしと外くるぶしを結んだ線の交点にあります。
・耳裏の安眠(あんみん)というツボ
耳後の骨の出っ張り下のくぼみから1~1.5cmほど顔側の部分にあります。
・耳下裏の天柱(てんちゅう)というツボ
後頭部から首すじにかけての中央のくぼんだ部分にあります。
■入浴中は深くゆっくりとした呼吸を
入浴中は、深い呼吸を意識してみましょう。鼻から息を吸い、口からゆっくりと吐く呼吸を意識することで副交感神経に働きかけ、よりリラックス効果を高めることができます。
この際、ぬるめのお湯(38~40度)に入り汗が出るまで湯船にじっくり浸かることもポイント。熱いお湯は、交感神経に働きかけて興奮してしまうため、眠る前にはNGです。
ちょっとした工夫や手軽な方法で「美容」「ダイエット」「リラックス」が手に入る入浴タイムを、毎日の生活に取り入れてみましょう!