起業・会社設立のノウハウ/フリーランスになる

起業vs会社勤め 本当の勝ち組はどっち?(4ページ目)

このまま会社勤めを続けるか、一度の人生、思い切って起業するか。なかなか悩むところです。そこで、それぞれのメリット、デメリットを考えながら、人生の勝ち組となるための決断時期とポイントを考えてみましょう。

執筆者:塚田 祐子

時代はプロフェッショナルを求めている

時代はプロフェッショナルを求めている
独立するか否か、その選択の前に、「プロフェッショナル人材」であることが必要です。
定年を迎えるまで会社勤めをするか、1度の人生、自分のやりたいことを実現させるために、独立・起業の道を選択するか。それは、大きな人生の選択です。

しかし、現在は、どちらの道を選択しても、求められるスキルは変わりません。それは、自分の「専門性」をしっかりと持っていること、「経営センス」を身に付けていることです。一言でいうと、「プロフェッショナル」であることです。

時代は、雇用関係を多様化しています。そこで、勤めている会社を取引先と考えて、自分にとってどういった契約関係が望ましいのか、それを一度考えてみることをオススメします。

会社に従属して与えられた仕事をこなすという意識を捨て、自分の価値を高め、企業活動に貢献することで報酬を得るというプロ意識を持つと、その時点で会社から自立したことになります。その領域まで達すると、会社との雇用契約(正社員)も、専門分野のプロジェクトを遂行する期間に限定する期間雇用契約(プロジェクト契約の契約社員)や業務請負契約(アウトソーシング)に変えていくという選択肢が出てきます。


人生の「勝ち組」になるには

今や、プロ化して会社から自律したビジネスパーソンは、複数の企業と契約を結んで仕事をする「独立業務請負人(インディペンデント・コントラクター)」という働き方も一般化しつつあります。つまり、会社に所属するか独立か、と二者択一の選択ではなく、どのような意識を持って働いているか、ということの方が重要になってきているのです。

人生の「勝ち組」とは、自分が望む姿、望む仕事で成果を出せる環境を手に入れることで得られるものであると思います。そのためには、自分のキャリアビジョンをしっかりと考えることです。

自分は、何をしたいのか。
自分は、どうなりたいのか。

成長する30代は、20代での土台作りで決まり、充実した40代は、30代に何を蓄積したかで決まります。さらに、成長し続けるためには、人生のセカンドステージをどう過ごすかの準備を前もってやっておくことが必要です。結局のところ、人生の「勝ち組」になるためには、自立したプロフェッショナルとなり、自分の人生プランを自分で立てることです。描く人生は、人それぞれ。仕事を通して何を求めるのかを明らかにしたら、その実現のために行動していく。そこに、必ず「自分なりの成功」が待っています。

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