トラブルを防ぐ仕事術
トラブルの発生を未然に防ぐためには、ワークフローと同様に、取引上の交渉事を業務ルール化しておくことが必要です。■取引先を見極める
特に新規の取引先や、ネットを通じて見知らぬ会社からオファーがあった場合は、信用できる相手かどうか、どうやって判断するか?
見知らぬ会社からの仕事の依頼に、“この会社、取引しても大丈夫?”と不安になったことはありませんか? トラブルに合わないために、新規取引の際には相手企業の情報収集をしっかりおこなって判断しましょう。
■取引条件を確認する
支払条件も提示無し、発注も口頭というのが、いまだに当然という業界もあります。既に取引実績があったり、特殊なケースを除けば、取引内容や条件を事前に確認することは、双方にとって重要なことです。それをやらずに進めることは、仕事そのものが曖昧になる危険性があります。
仕事を受注する際の取決めは、フリーにとって大事な交渉の場面です。特に、新規の取引先や高額、長期の仕事の場合は、注意が必要です。トラブルを未然に防ぐためのポイントや交渉テクニックについてお伝えします。
企業と直接取引を開始する、または、大きな仕事を受注して、外部へ業務委託して行うような場合には、口約束だけで仕事を進めては、絶対に危険です。取引内容の文書化や業務契約書の作成方法をご説明します。
■ツメをしっかりと行う
ツメが甘いと、必ずトラブルの元になります。“これは?”と疑問に感じたことや不安に思ったことは、必ず確認しておきましょう。
仕事の発注から、受注、納品するまで、トラブルなく業務を遂行するためには、要所ごとに“取引のツメ”をしておくことが必要です。トラブルを未然に防ぐため必要となる業務ツールに関してご説明します。
残念ながら、一般的に、(法人と比較して)個人はどうしても軽く見られがちです。そこで、軽く扱われないようにするためには、毅然とした姿勢で取引交渉できるだけの力をつけることです。ある程度の場数は必要ですが、取引先に対し、普段からしかっりとした対応を取っていれば、不当な扱いを受けることはまずないと思います。
また、少々不安要素がある会社でも、売上金額につられて仕事を請けると、結果は散々なものに…。そういう経験を持っている方も多くいらっしゃると思います。取引先は、出来る限り選びましょう。選べるだけのスキルと余裕を持ちたいものです。
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