フリーランスの独立マニュアル |
【 独立準備2:自営計画を立てる 】 |
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【 独立準備2:自営計画を立てる 】
【1】“計画倒れ”に終わらせない!
【2】売上と利益の関係を理解する
【3】毎月の固定費を算出しよう
【4】自分の年収は、自分で決める
【5】仕事の値段のつけ方
前号で、「自営計画書」の作成手順3~5を、ご説明しました。目指す年収、そのための売上目標は、明確になりましたか?
次の作業は、設定した売上目標をどのようにして達成するかを考えます。つまり「売上計画」です。どんな仕事を年間どのくらい受注したら、売上目標を達成できるかを具体化していきます。
その前に、仕事の値段のつけ方について考えておきたいと思います。
価格の決め方
開業したら、自分の仕事に値段をつけなくてはなりません。では、どうやって、価格を決めますか?
・相場の価格を調べて、それより少し安くする。
・クオリティ勝負で行きたいので、高く設定したい。
・あらかじめ料金表を作っておきたい。
・その都度、見積書を作成するかなぁ。。。
・仕事は、やっぱり予算があっての話。結局、言い値で決まりでしょ。
なかなか難しそうですね。
一般的な価格の決め方には、次のようなものがあります。
・原価(コスト)を計算して、その金額に利益を上乗せして決める。
・競合他社の価格や相場を参考にして決める。
・購入すると思われる価格から逆算して決定する。
原価(コスト)に利益をしっかり加算できれば、理想的です。しかし、いくらコストが掛かっても、そのモノの価値や評価とは、基本的に無関係です。そのため、「この金額なら買っても良い」という価格で、提供側も原価と利益が出るのであれば、その価格がバランスの取れた適正価格と言えます。
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