振り返りは鮮度が命
仕事が終わった後の振り返りは、週末に取り組んでもいいですし、月末に取り組んでもいいでしょう。
でも一番いいのは、商談直後です。
商談が終わったばかりの時は、「テストクロージングに持っていこうとしたら、お客さんがイヤな顔をしたな。ちょっとタイミングが早すぎたのかも……」とか、「価格の話をしたけど、意外とお客さんは値段の高さを気にしていなかったな」といったように、自分が話した内容や、お客さんの反応をありありと覚えているものです。
これが1週間後や1ヵ月後に振り返ろうと思ったら、「えーっと、あの日の商談のテーマは何だったけ」というところから思い起こさなければいけません。ネタの鮮度がまったく違います。
だから振り返りは、商談直後に行いましょう。駅のホームのベンチでも、営業車の中でもいいので、ノートを広げて、「お客さんとどんなやりとりをしたか」、「うまくいった点」、「改善すべき点」などをメモします。
そして週末や月末に、メモしたノートをもう一度読み直す。
これを習慣化することで、あなたもトップ営業マンと同じように、振り返りの達人になることができます。
仕事ができる人とできない人の違いって、実はこんなふうにすごく小さな積み重ねができるかどうかの差が、大きな差になるんですよね。
商談直後の振り返り。これをぜひ習慣化することをめざしてください。
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