営業のノウハウ/営業の商談・ヒアリング

セールストークを磨く3つの視点(2ページ目)

私たち営業マンの最強の武器はなんといってもセールストークでしょう。この強い武器にさらに磨きをかけるには、どうしたらよいでしょうか?

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

セールストークはツノを持たせて

ここでいうツノとは、「お客さんの記憶にとくに残ってほしい強調ポイント」のことです。あなたの扱う商品が競合の少ないものならば、具体的なメリットをありありと描くのもよし、競合が多いのならばそれらの競合との差別化ポイントなどでもよし。重要なのはそれらの強調ポイントを『記憶にこびりついてはなれない』ほどトンガらせることです。

その際に、うまく言葉をキャッチフレーズ化できるとベターですね。非常によくまとめられたテンポある言い文句というのは、非常に記憶に残りやすいですから。

セールストークにはオマケをつけて

セールストークがただの売り込み文句では、お客さんも聞いていてうんざりするかもしれません。お客さんが、「おっ?!面白い話だな」「ちょっと、今の話は聞いて得したな」と思うようなものが入っていれば、お客さんの関心をより自分の話に向けさせることができます。また、次回のアポイントもとりやすくなるでしょう(また、面白い話が聞けると思うから)。

ただ、だからといって面白い話ならば何でもよい、ウンチク王になれという話ではありません。できるだけビジネスにからんだ話であるべきでしょう。そうでないと「彼の話は面白いが、仕事に直結しない」なんて思われては、イザというときに仕事を逃してしまいかねませんから。

セールストークは録音して何度も聞こう

実際にセールストークをつくりあげるときのモノサシとして、この3つの要素を使っていただければなによりです。そしていざ、そのセールストークを用いての営業を、こっそり録音して、自分で何度も聞いてみましょう。そうすると、そのトークがうまく機能しているのか、そうでないのか、ありありとわかるはずです。

ぜひ、精進してみてください。

 

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連載:営業マンのプレゼンテーション
連載:イニシアティブ・セールスBasic

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