営業のノウハウ/営業プレゼンテーションのコツ

ここから学べプレゼンテーション! ジャパネットたかた流プレゼン術(2ページ目)

営業マンが、商品を売るためのプレゼンテーションをおこなう場合、ぜひ参考にしてほしいのが、通信販売のテレビCMです。最近では、『ジャパネットたかた』が特に有名ですよね。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

強調のポイントがクリアー

ジャパネットたかたのひとつの特徴は、『分割手数料を負担する』ことでしょう。
だからか、このことはCM内でも非常に繰り返し述べられています。説明するすべての商品の最後で述べられています。

あと、もうひとつ強調されているのが、電話番号。
「フリーダイヤル ゼロイチニーゼロ~♪」
と軽快な音楽に乗った歌が耳に残っている方も多いのでは?

なぜそこまで繰り返すのか?
それは、くり返す価値があるから。だから実際に、たかたの電話番号や、分割手数料負担のことを覚えちゃってますよね。

1秒勝負のシビアな世界

余談ですが、ジャパネットたかたに限らず、通販CMのセールストークがテレビに載るのには莫大な広告費がかかっています。
その広告費を番組の放送時間(単位は秒がいいでしょう)で割ると、1秒当たり広告費が算出されますね。1秒当たりといえども、かなりの額でしょう。

例えば、「フリーダイヤル ゼロイチニーゼロ~♪」の歌1回流すのに十数秒かかるわけです。えらいお金がかかっているわけです。
それでも繰り返すのは、それだけの意味があるから。

こうして、『1秒、1秒が勝負のシビアな感覚の中で、練られたセースルトークなのだ』と思いながら、じっくり見直してみると、新たな発見があるかもしれませんね。

さて、あなたはジャパネットのテレビCMから何を得ますか?


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連載:営業マンのプレゼンテーション

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