業界研究本で業界用語をチェック
業界系列本はさまざまな業界を網羅した本ですが、その中から「この業界についてもっと知りたい」という業界が出てきたとします。そんなときに次のステップとして手にとってほしいのが、「業界研究・鉄鋼」とか「業界研究・アミューズメント」というように、ある業界に特化して解説を行っている業界研究本です。
業界研究本は当然のことですが、その業界についてかなり突っ込んだ情報が載っています。だからそれを読めば、自分の営業先の業界や、これから営業に行きたい業界についての業界通になれるわけです。
特にチェックしてほしいのが業界用語です。どの業界でも、その業界内でのみ使われている用語があります。業界用語を業界研究本で覚えておいて、さりげなく営業トークの中に織り込めば、お客さんが「おっ、この営業マンはうちの業界のことがわかっているぞ」と思ってくれ、距離が一気に縮まります。ただしあまり使いすぎると嫌みになるし、間違った使い方をすると逆効果になるので、そこは要注意ですけどね。
読書はスキマ時間を活用しよう
小説や経営書を読むときには、ある程度まとまった時間がほしいもの。その点、業界系列本や業界研究本の良いところは、ちょっとしたスキマ時間に、読みたいページをパラパラと読めることです。
営業マンは、商談と商談の間など必ずスキマ時間が発生するものです。そのときにちょこちょこっと業界系列本や業界研究本を読めばいいわけです。スキマ時間を活用するだけで、もうあなたはお客さんから「勉強不足の営業マン」とは思われなくなります。しかもアポイントや商談にも直接役立てることができます。
ホント、オススメですよ。
■関連記事