マネジャーは「人」から、リーダーは「未来像」から

あなたはリーダー? マネジャー?
先ほどの質問で、真っ先に部下が思い出された人。そんなあなたは「マネジャー」です。

「私がインタビューをおこなった優秀なマネジャーはみな教育本能を持っていた。状況がどうあれ、彼らが最初に考えるのはつねに部下一人ひとりに係わること、その部下の成功を助けるために何ができるかということだ。」

優れたマネジャーは部下一人ひとりの才能を把握し、それが最大限に発揮され、業績に結びつくように最大限の努力を払っています。部下のわずかな成長にも気づき、それを心の底から喜んでいます。
あなたはいかがでしょう?

そして、部下ではなく、チームの目指す目標や将来の姿が浮かんだ人。そんなあなたは「リーダー」です。

「私が言いたいのはただひとつ、リーダーは未来に惹かれるということだ。リーダーは変化を待ちかね、進歩を待ちわび、現状に強い不満を抱いていてこそ、初めてリーダーなのだ。」

優れたリーダーは、未来は今よりよくなることを心の底から信じ、それを実現するためにはできることは何でもします。そして、表面上はともかく決して謙虚ではなく、「オレがやらねばだれがやる!」というぐらい、描く未来を実現するのは自分しかいないと信じています。
あなたはいかがですか?

マネジャーとリーダーそれぞれに必要な「たったひとつのこと」

マネジャーとリーダー。あなたはどちらでしょう?

もし先ほどの質問で、自分だけのことや、上司や社長の姿が思い浮かんだ人はマネジャーやリーダーではない可能性があります。スペシャリストの道を歩んだほうがいいかもしれませんし、そもそも人の上に立つのにふさわしくないのかもしれません。

しかし、現在がどうであれ、あなたが本当になりたいのであれば、優れたマネジャーにも優れたリーダーにもなれる可能性はあります。

これから、あなたはどうなりたいのでしょう?

自分自身に問いかけてみてください。もしもマネジャーやリーダーになりたい人は、バッキンガム氏が膨大な数の人とのインタビューを通して導き出した「たったひとつのこと」を胸に刻んでみてください。

マネジャーの「たったひとつのこと」:「部下一人ひとりの特色を発見し、それを有効に活用する」

リーダーの「たったひとつのこと」:「普遍的なことを発見して、それを活用する」


いかがでしたか? もちろん、マネジャーとリーダーの役割を同時に求められている人もいるでしょう。その人は役割の違いをしっかりと認識して、使い分けることが重要です。

より詳しくは『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(日本経済新聞社) を読んでみてください。非常に明快な考えが豊富な例とともに紹介されています。

【参考書籍】
『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(日本経済新聞社)

【関連サイト】
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■リーダータイプの人向けの記事
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