注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

第9回 追加・仕様変更はいつまでOK?(2ページ目)

追加変更工事で心配なのが、追加料金ですね。できる限り費用を抑えるために施主が気をつけたいことは、申し出るタイミング!現場工事の二度手間を防いで、現場の人にも快く変更工事を引き受けてもらいましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

ガイド・佐川の一言アドバイス!
 


追加変更工事のトラブルを避けるための3つのポイント


後のトラブルを回避するためにも、工事打ち合わせ記録をとってもらうようにしましょう。
施主が現場で直接職人さんに変更を申し出て、後で追加料金請求が届いて驚いたというケースがあります。追加変更工事はトラブルのもとにもなりかねます。

施主が簡易な工事だと考えていても、工事内容によっては下地から取り壊さなければならないこともあるのです。したがって必ず現場責任者、設計者と相談し、見積りを出してから工事を進めることです。追加変更工事は工事に伴って費用、工期の遅れが発生することを頭に入れて進めましょう。

追加・変更工事はあまりしない方がよいのですが、現場でお互い気持ちよく工事を進めるには、早めに設計者や現場監督に相談することです。

そして、口頭でのやりとりではなく、図面、記録、文書で残すことで後々のトラブル回避にもなります。

【満足する一戸建てをつくるには】シリーズバックナンバー
■第12回 内装設備のチェックポイント
■第11回 外断熱vs内断熱 どっちがいい?!
■第10回 耐震性のポイントは壁にあり
■第9回 追加変更工事はこのタイミングで
■第8回 建て主も参加する家づくりの儀式
■第7回 工事段階別“現場チェック法”
■第6回 建物の総費用どうなっているの?
■第5回 設計図面ってどう見るの?
■第4回 磯野家に学ぶ“現代間取り術”
■第3回 構造・工法の特徴を知る!
■第2回 あなたの土地に地耐力はある?
■第1回 土地を手に入れる!どこに頼む?
■15回連続お助けWebセミナーを始めるにあたって
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