ガイド佐川のワンポイントアドバイス
建築物は地上であれば、何か不具合があったとしても何らかの工夫をすることで対処できます。しかし地下は何か不具合が起きた場合、外からではなく基本的には室内からの処理になってしまいます。したがって地下室を計画する際は、地下室を手掛けたことのある建築家や工務店に相談することが大切です。また地下室をつくることで多少割高になっても、その使用目的や使い勝手によっては、予想以上の快適さがあります。まして狭い土地であれば、増築することができないため、地下空間が重宝されるでしょう。密集した都市部では、震災の際のシェルターとしても活躍します。
地下を半分埋め込んだK邸 |
↑地面の上に見える窓が寝室の上部の窓 |
↑上部に見える窓が地上すれすれの窓で、光と風が入る |
設計:佐川旭建築研究所 |
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