揚げものなのに油っこくないヘルシーコロッケ
豆腐のおからと野菜を使った、とってもヘルシーで安上がりで、その上すこぶるおいしいコロッケです。具が野菜だけとは信じられないくらい、旨味たっぷりでボリュームもあります。揚げたあとの油をみれば一目瞭然なのですが、油が減りません。それは、天ぷらやとんかつ、から揚げなどの、ほかの揚げものと比べると格段の差があります。コロッケ自体が油を吸収していない証拠です。揚げかすなどの汚れが殆どなくて綺麗なところも、主婦にとっては大変ありがたい点です。
おからコロッケの材料(15個分)
おからコロッケの作り方・手順
コロッケ生地作り
1:じゃが芋を電子レンジで加熱
じゃが芋はよく洗い、汚れと芽をくりぬいて、ラップなしで電子レンジの対角線上の両端において、4分加熱する。熱いうちに指先で皮をむく。
皮がラップの代わりをしてくれるのでラップは不要。芽がなくても、包丁の刃先で、皮の所々に切り込みを入れる2:フォークでつぶす
フォークでつぶして冷ましておく。
3:ニンジンと玉ネギを刻む
ニンジンは1cm長さの千切り。玉ネギはみじん切りにする。
ニンジンはみじん切りでもいいが、粗いと火が通りにくい。粗いみじん切りよりは、千切りの方が火が通りやすいし切りやすい4:材料を混ぜる
おから、じゃが芋、玉ネギ、ニンジン、ゴマ、小麦粉、卵、塩、コショウ、牛乳100ccを手で混ぜる。
5:コロッケ生地のできあがり
ボソボソしてまとまらないようなら、牛乳を足して、まとめやすい硬さに調整する。
牛乳の代わりに水でもよい成形して揚げる
6:小判形にする
手でまるめて小判形にする。70gで15個ほどできる。
空気が入らないようにギュッと握って形をつくる7:冷凍保存も可能
多いようなら、この段階で冷凍保存する。揚げる場合は、凍ったまま油に入れて、中まで火が通るようにゆっくり揚げる。
冷凍する場合は厚さを薄めにすると揚げる時に都合がよい8:5分ほど揚げる
中温の油に入れ、表面が固まったらひっくり返しながら、5分ほど揚げる。
油が少なくて、コロッケが顔を出してるようなら、表面が固まるまでお玉などで油をかけてあげる9:ソースをからめる
油を切って、熱いうちにソースをからめる。つけあわせの野菜とともに盛り合わせる。
本日のつけあわせ野菜は、千切りキャベツとトマト10:ソースなしバージョン
ソースなしでも香ばしくておいしい。
ソース
11:混ぜるだけ
中濃ソース、トマトケチャップ、みりんを混ぜる。
中濃ソースをウスターソースに代えればちょっぴり大人味応用料理 (おからボールの黒酢あんからめ)
12:小さく丸めて油で揚げる
小さめのピンポン玉状に丸めて油で揚げる
13:黒酢あんをからめる
水大さじ6、醤油大さじ2、黒酢大さじ2、砂糖大さじ2、酒大さじ1、片栗粉小さじ2を混ぜて火にかけて、とろりとしたらおからボールを入れてからめる。皿に盛り、小さく切った長ネギを少々散らす。
ガイドのワンポイントアドバイス
刻んだハムやベーコンを混ぜれば、更においしくなります。他の野菜を使う場合も、火が通りやすいような切り方にします。ひき肉を使用する場合は、炒るなど加熱してから加えてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。