おすすめのブレンデッドウイスキー

響21年
WWA2010 ワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキー受賞
響21年/700ml/43%/¥20,000
「最新のシングルモルト・ランキング10」という記事で、飲まれている量としては圧倒的にブレンデッドと述べたが、これは価格帯が非常に幅広いせいもある。リーズナブルな大衆ウイスキーから高級なものまで数多くのブランドがある。シングルモルトとブレンデッドを同じ土俵で語ってはいけない、といったのはつくりの違いだけではなく、スタンダードなブランドがしっかりと根付いているからだ。
日本では角瓶の消費量が圧倒的で、その他、ニッカクリアブレンドやサントリーレッドといった大衆ウイスキーもかなり飲まれている。スコッチのブレンデッドはジョニーウオーカー、シーバスリーガル、バランタインなどが日本では人気が高い。
ちなみに単にウイスキーという括りで、世界的によく飲まれているのはジョニーウオーカー、スコットランドでよく飲まれているのがフェイマスグラウス、ヨーロッパ大陸ではバランタインの人気が高い。とくにヨーロッパではスタンダードスコッチの確固たる市場がある。
その市場に一石を投じたのが、昨年ヨーロッパで先行発売した響12年だ。今後の市場でどういう動きを見せるか、日本のウイスキーファンは注目しつづけていただきたい。また響12年とともに、ジョニーウオーカー、フェイマスグラウス、バランタインといったブランドは一通り飲んで、それぞれの香味バランスの良さを理解して欲しいと願う。

響21年がベスト・ブレンデッド受賞

個人的には、わたしはジョニーウオーカー、フェイマス、バランの他に響17年をよく飲む。響17年はなんといっても香りが素晴らしい。ジャパニーズウイスキーらしいエステリーさが明快に伝わってくるとともに複雑で見事な香味バランスを堪能できる。ストレートはもちろん、わたしはハイボールもおすすめする。レモンピールなんか必要ない。
日本人は響ブランドを誇りに思っていいと思う。響30年が世界的なコンペティションで最高賞を何度も受賞しているだけでも凄いことである。
最後に最新のニュースをお知らせする。響21年がつい先日、2月25日、ロンドンでのウイスキーマガジン主催のWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)において、世界最高のブレンデッドウイスキー「ワールド・ベスト・ブレンデッドウイスキー」の座を獲得した。
また同じウイスキーマガジン主催のアイコン・オブ・ウイスキーにおいて、サントリー酒類株式会社が「ウイスキー・ディスティラー・オブ・ザ・イヤー」(世界部門)を獲得。この1年間ウイスキー業界で著しい貢献をしたメーカー(ディスティラー)1社だけに与えられる賞で、日本企業として初の受賞となる。

受賞内容/2010年2月25日授賞式
●World Whisky Award 2010
響21年 World’s Best Blended Whisky受賞
● Icons of Whisky 2010
サントリー酒類株式会社 Whisky Distiller of the Year受賞

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