シングルモルト・ベスト10はこれだ

以前、「真実のシングルモルト・ランキング」(2006年度の数字)の記事を書いた。日本で売れているシングルモルトの数量ベスト10を伝えたが、今回は2008年度の数字を載せる。さて2年でどう変わったか。なお、一番直近の数字は「シングルモルト・ランキング/最新2011」をご覧いただきたい。
国産シングルモルトはメーカー広報発表の販売数量、スコッチシングルモルトは業界各紙で発表された数字を下にした輸入数量である。単位はケース(1ケース=700ml換算×12本)。

●2008年度シングルモルト・ベスト10(単位=C/S)
1 サントリー山崎 145,000
2 ニッカ余市&宮城峡 47,000
3 ザ・マッカラン 40,000
4 ザ・グレンリベット 18,000
5 グレンフィディック 15,000
6 サントリー白州 12,000
7 グレンモーレンジ 11,000
7 ボウモア 11,000
9 ラフロイグ 10,000
10 トマーティン 7,000


海外でも人気が高まる山崎

山崎
海外でも人気が高まる山崎。写真は発売25周年記念「1984」
まずベスト3。山崎は変わらず圧倒的な数量を誇り、人気がつづいている。国内での14万5千ケースに、さらに海外では1万8千ケースを売り上げている。ヨーロッパを中心にアメリカ、台湾、中国などでも人気で、今年は海外で2万ケースを軽くクリアするだろう。
ヨーロッパで先行発売した響12年(日本発売は9月中旬予定)も大人気で、山崎の好調がジャパニーズウイスキーの海外での浸透を牽引している。
2位のニッカの数字のほとんどは余市だと思える。スーパー量販店への500ml導入がこの数字に表れているのではなかろうか。
3位はザ・マッカラン。日本においてスコッチシングルモルトでは確固たる地位を獲得している。多くを語る必要もなく、4位のザ・グレンリベットの倍以上の数字がそれを物語っている。
次のページでは5位~10位とともに、11位以下のブランドや数字についても語ってみたい。
次頁へつづく)