3/3 33回女性が集うバル、splitz’青山 [ウイスキー＆バー] All About

ボトルキープをする女性たち

splitz'のバーラウンジ

バーラウンジはバルの奥、少しばかり階段を上った別空間になっている。
スプリッツスタイルのハイボールを親しんだ女性客が、このバーラウンジでシングルモルトを飲むといった姿がある。驚くことに、ボトルキープをしている女性が非常に多い。
意外な展開に、また学んだ。こうした店の構成演出で、あらたなウイスキーファンを生み育てることができるのだ。しかもボトルキープという動きに発展できるのだから凄い。

シリアルナンバー入りのタグとIDストラップ

ネームタグがちとお洒落だ。ボトルネックに名前を書いた札をぶら下げたり、ボトルに直接デカデカと名前を書いたりといった野暮なことはしていない。
ここはオリジナルデザインのシリアルナンバー入りのタグを使っている。そしてキープした客にはシリアルナンバーが入ったIDストラップが渡される。ボトルの照合用だが、アクセサリーにもなる。20代から30代の女性に人気となるにはこうじゃなくっちゃ、センシティブじゃなくっちゃ、ということか。

いろいろsplitz'のことを紹介したが、新しい試みをつづける女性スタッフたちに敬意を表す。ただ、これが完成形ではない。やりつづければ反省も生まれ、また試みたいことも新しく生まれてくるだろう。今後さらに女性が足を運びたくなる店とは、ウイスキーを試したくなる店とは、を探求しつづけながら進んで行っていただきたい。
これがウイスキー業界、料飲業界の活性化につながるはずだ。
願わくば、自分たちの思いをもっともっと我がままなまでに出してもらいたい。
やたらいろんな意見を聞き、吸収し過ぎて、最大公約数で生まれたハードやソフトなどまったくもってつまらない。splitz'よ、このままどんどん突っ走れ。

「春だ！角だ！最強ハイボールタワーだ！」
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