中国大陸をウイスキー化しよう

ふたりの素敵な女性、チーム・キャッツアイに連れられて、ウイスキーを愉しめる飲食店に出かけているこのシリーズ。今回は中華料理店だ。
待望の中華といっていい。中華とウイスキーは相性がいいと私は思っている。とくにだ。しつこいようだが、ハイボール。ビールもいいけど、紹興酒もいいけど、ソーダで延ばしたウイスキーの爽快な香味で口中の中華味を洗いながら箸を動かすってのは最高だ。

店外とソーダ割
上/間口が広くて賑やかな店構えに、つい足が向く。下/紹興酒もいいけど、ハイボールも爽快。是非試してほしい。
だから中華料理店になぜもっとウイスキーを置かないのかと、私は不満である。しっかりとした味つけがなされた中華料理とウイスキーの相性を、料理長や店長は知るべきである。試すべきである。

それとともに、スコッチが浸透してしまわないうちに、ジャパニーズウイスキーを中国大陸にガンガン売り込むべきだ。1億の民が飲むウイスキーの量は知れている。中華料理とともにジャパニーズウイスキーを発展させようではないか。

で、今回の店は市ヶ谷の『ちりめん酒家』。JRや東京メトロの市ヶ谷駅から極めて近いところにある。駅から靖国通りを、ずっと世間を騒がせつづけている靖国神社方面に向かい徒歩1分といった距離だ。

風情は、中華スタンディングバー

昼は定食的な中華セットや特撰中華そば(¥690)、特撰つけ麺(¥750)といった料理を食べる学生風の客が多い。これで察せられると思うが、肩の凝らない気軽に立ち寄れる中華屋さんだ。

ただ夜になるとちょっと雰囲気が変わる。もちろん座席のある店なのだが、なんとなく立ち呑み的な、中華スタンディングバーといった風情になる。客層もビジネスマンが多くなり、ちょっと2~3杯飲んで、ひと皿、ふた皿食べて行く、という姿が見かけられる。

なんせこの店、酒の種類が多いんだ。焼酎も日本酒もある。で、嬉しいことにシングルモルトもある。まあ“酒家”というぐらいだから当たり前かもしれないが、マッカラン12年(¥850)や山崎10年(¥650)といったボトルが目にできるってのは最高だ。(次ページへつづく)