2/2 19回丸の内『ウィッフィ』のハイボール [ウイスキー＆バー] All About

ためらいもなく、もう1杯

香ばしさがたまらない本海老の鉄板焼き

さてまだまだおいしい料理はたくさんある。全部紹介できないのが残念だが、あとふたつだけ紹介しておく。
ひとつは本海老の鉄板焼（￥830）。アタマからいただく香ばしさがたまらんのだが、自分でウイスキーを振りかけて、また新しい味わい、アクセントを付ける愉しみもある。ビターズボトルが置かれてあるのだが、なんだろうと聞いてみると、中身は角瓶だという。そうかそうかと振りかけて、ウイスキーの香りを海老の味わいの中にしのばせる。愉快、愉快。
ハイボールがまたまたすすむ。調子づいたところで、もう一品。

レバかつ（￥409）。これはいかん。ソースの味といい、レバーとは思えないさくっとした食感が、ほらほら、ほらほらとハイボールをすすめてくる。なんのためらいもなく、もう1杯。

ウイスキー6割の名店

食感のいいソース味のレバかつ

『ウィッフィ』には角瓶ベースのさまざまなオリジナル・ハイボールがある。まるごとマンゴー、ざく切りオレンジ、つぶつぶミカンなどわたしにはまったく似合わないハイボールだが、女性にはいいぜ。
こういう酒場には蘊蓄はいらない。楽しく食べて飲んで、でいいんだ。ウイスキーがどうのこうのっていわなくったって、出る酒の6割がウイスキーという素晴らしい店なんだから。
角瓶ハイボールのことばかり書いたが、山崎10年、白州10年、マッカラン12年といったシングルモルトもあり、1杯￥935で飲める。最後をシングルモルトでキィッと締めれば、何も言うことなし。大満足。ランチも安くておいしいって評判だよ。

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