京都グルメ/京都のフレンチ

ガイド厳選フレンチ~京都・奈良編~(3ページ目)

関西フレンチの保存版・総集編。まずは京都・奈良から3軒を。数あるフレンチの中でも、ガイドがいつも以上に厳選したオススメ店。スペシャリテの料理なども交えながらご紹介しています。

執筆者:渡部 功平

フランスのエスプリ+京都の趣を 「ケザコ」

シェフ、ステファン・パンテル氏
シェフ、ステファン・パンテル氏
さて、京都からもう一軒。いまや京都で最も予約の取れないフレンチの一つ、「ケザコ」です。

シェフはフランス、プロヴァンス出身のステファン・パンテル氏。カウンター越しに流暢な日本語(本当に!)で料理の説明をしてくれるシェフの魅力に、オープンから2年と経たずに多くの常連さんから支持されています。

まずはこれを。「ケザコ」のスペシャリテ

料理にも、日本在住、特に京都が長いシェフならではの感性が活かされた皿が出されます。写真の「フォアグラのコンフィと奈良漬巻き 南国フルーツのソースで」は、開店以来の人気を誇るパンテル氏のスペシャリテ。フランス料理を象徴する素材、フォアグラを、日本ならではの奈良漬けで巻いて熟成させるという、独特のセンス。

食べてみればビックリするほどおいしい。フォアグラの芳醇さと、奈良漬けのコリコリとした快い食感のマッチには、ひたすら感心させられます。

豚肉のローストとホワイトアスパラ
豚肉のローストとホワイトアスパラ
次の料理は、美しく円を描くソースがパンテル氏らしいメイン料理。「豚肉のローストとホワイトアスパラ」。インパクトよりも余韻をしっかりと持った二つの素材を使うところに、京都らしさを感じます。

ソースはレモンビネガーで酸味をつけた卵黄と焦がしバターで。バターや卵黄のまったりとした食感にビネガーを加えた、コクのある酸味はフランス料理ならでは。見事に日仏が結実した料理です。

山椒のパンナコッタのパルフェ
山椒のパンナコッタのパルフェ
デザートはグラスに入ったパルフェ。山椒を使ったパンナコッタに、イチゴのふわふわムース、レモンとオリーブオイルのシャーベット。ビスキュイで歯ざわりに爽快感も加えています。

面白いのが写真右下の緑色の食材。これは、イタドリのコンポート。僕自身も最近、たまたま知る機会がありましたが、シェフは「漢字で虎に杖と書きます」と説明。日本のものにも積極的に触れるその姿勢に感心させられました。

カウンターという、シェフとお客の距離が近い空間をフルに活かし、京都+フランスからなる素晴らしい料理をいただけるレストラン。こちらも京都の最高峰フレンチと、自信を持って言えます。

<店データ>
■「KEZAKO(ケザコ)
所在地:京都市東山区祇園町南側570-261
TEL:075-533-6801(要予約)
定休日:水曜休(祝日の場合は営業)
営業時間:昼 11:30~13:30(ラストオーダー)
       夜 17:30~21:30(ラストオーダー)
席数:22席(カウンター10席、テーブル12席)
交通・アクセス:阪急河原町駅から徒歩15分
地図:Yahoo!地図情報


前回のご紹介記事はこちら

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