トラットリア シチリアーナ「リカータ」

リカータ

「リカータ」の外観

イタリアの長靴の先っぽの島シチリア。地中海のふんだんな海の幸を使った地元の料理には、同じく海に囲まれた島国の日本人として大いに食指を掻き立てられるところです。

ですが、そんなシチリアに実際に身を置き、地元の食材を使って修行し、日本に伝えてくれる料理人を探してみると、ことに関西ではそう多くはないことに気付きます。

そこで本日はそんなシチリア料理を本場で学ばれてきた料理人のひとり、畔柳健司さんが2014年、京都に開かれたシチリア料理店「リカータ (Licata)」をご紹介。

「リカータ(Licata)」とはシチリア南岸のアグリジェントから東へ30kmほどにある人口4万人足らずの港町の名前。田舎の港町ではありますが、なんと2009年からミシュラン2つ星を維持しているレストランがあるのです。その名は「ラ マディア(La Madia)」。畔柳シェフは海の幸だけでなく山の幸も得意とするこのリストランテで修行されていました。

内装

リカータの内装

四条通りから3筋南の高辻通に面したその店は、イタリアの浜辺に立ち並ぶパラソルを思い出させるストライプの日除け布が軒先に掛けられ、サックスブルーの木の扉が目印です。

中に入ると手前のスペースは石の床に石の壁のテーブル席、階段を上がった奥は木の床のカウンター席となっています。テーブル席の天井に大きな黄色のパラソルがゆらりゆらりと揺れる様は、外の世界を忘れさてくれるようなリゾートさながらの舞台装置ですね。

次ページからは、夜のメニューをピックアップして御紹介していきます。