お茶文化を広く伝えたい
Cha Cha Cha Salonの講師の先生方
松宮さんは、お茶は美味しく飲んでもらいたいと思う一方で、茶文化の伝播にも力を入れています。
定例のお茶教室に加え、イベントを開催したり、旅行社と組んで海外のお茶の産地への研修旅行を企画するほか、毎月開催されるCha Cha Cha Salonでは、日本国内外の著名なお茶関係者を招き、さまざまなテーマについて語ってもらう文化講座も開催しています。
多岐に渡るそのテーマは、それこそ紅茶そのものに関することから、中国茶、日本茶、そして茶の原産地やら歴史まで、非常に幅広く取り上げられています。
最近開催されたCha Cha Cha Salonのテーマと講師の先生を掲げてみると、以下のとおりです。
『手作り烏龍茶製法と、烏龍茶のブレンド』 松井陽吉先生
『台湾紅茶のお話』 谷本陽蔵先生
『アッサムレポート』 堀田信幸先生
『雲南省プーアル茶』 京都大学Lui Di先生
『鉄斎と幕末・明治の煎茶』 小川後楽先生
『英国における茶消費の遍歴と茶会儀式の普及と復古の歴史に学ぶ』荒木安正先生
Cha Cha Cha Salonでいろんな体験を
過去開催されたCha Cha Cha Salonの内容は、こちらで確認できます。
小さな会なので、講師の先生方と直接お話できる機会もあり、とても勉強になる講座です。もちろん、テーマにあわせたお茶や茶請けなども用意され、ぎゅっと詰まったその内容は、単なる公開講座などとは比べ物にならない内容の濃さです。でも、それがゆえに、時々テーマから外れた話題で盛り上がってしまうこともあったりしますが、またそこがこの講座の魅力でもあります。