人気の旅先として台湾旅行を計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、台北近郊の人気の街「九分」にある茶館、「阿妹茶酒館」(a1 mei4 cya2 jiu3 guan3、お店には日本語で『あめおちゃ』とあります)の楽しみ方をご紹介します。中国茶好きならやはり一度は訪れたいお勧めの一軒です。
台北近郊の人気の街「九分(きゅうふん)」の代名詞的な有名茶館「阿妹茶酒館(あめおちゃ)」

台北近郊の人気の街「九分(きゅうふん)」の代名詞的な有名茶館「阿妹茶酒館(あめおちゃ)」


人気の観光スポット「九分(きゅうふん)」

九分の坂道

赤い提灯が連なる坂道は歩いているだけでも楽しい

台北のガイドブックに必ずと言ってよい程紹介されている「九分」は、海沿いの山の斜面にある小さな町です。台北から日帰りで楽しめる場所としてとても人気があります。

基山街

街の入り口から始まる商店街には美味しいものが沢山!

小さなお店が連なる細い路地を歩けば、沢山のかわいい小物や美味しそうな食べ物に出会えます。また、山の斜面という立地から坂道が多いのも特徴で、その坂から時折見える海の風景がとても素敵な場所です。

雰囲気抜群!「阿妹茶酒館(あめおちゃ)」

今回ご紹介するのは、そんな坂道の町にある「阿妹茶酒館」です。ご存知の方も多いと思いますが、この茶館が日本で一躍有名になったのは、スタジオジブリの宮崎駿監督が映画「千と千尋の神隠し」を作る時に訪れたと言われているからです。お店の方の話によると、監督が訪れた時は窓際の席に座られて、髄分長い間外の景色を見ていられたそうです。映画のあちこちに描かれているノスタルジックな雰囲気は、その時のインスピレーションからなのかもしれませんね(のちにスタジオジブリからは否定説もでたようですが)。

阿妹茶酒館

一際目を引く大きな茶館


明るいうちにお店に入りましょう!

「阿妹茶酒館」の最大の魅力は、暮れ時をここで過ごすことです。その為には少し早めにお店に到着することをお勧めします。九分は人気の観光スポットですし、この茶館も人気が高いので休日などはとても混み合います。できれば良い席を確保したいので、まだ明るいうちにお店に入ると良いと思います。

3階テラス席

3階のテラス席がお勧め!

店内には、2階の室内席と3階のテラス席がありますが、ぜひ3階テラス席をお願いしてくださいね。3階へ上がるとすぐに海が見えてくると思います。それだけでも気分が上がります。そして、もし空いていたら一番外側の席に座りましょう。明るいうちは海へと下る風景と爽やかな風を楽しむことができます。

席に着いたらお茶を注文

席に着くと店員さんが注文を聞いてくれます。お茶のメニューを出してくれる時もあるようですが、繁忙期にはお勧めのお茶とお菓子のセットのみということもあります(食事は別途予約が必要と言われました)。2015年8月時点で、お勧めのお茶とお菓子のセットは一人NT$300で、お茶は高山茶でした。
※台湾の高山茶については「台湾高山烏龍茶 おさえておきたい3つのエリア」の記事もどうぞ。

高山茶

揉捻された丸い茶葉が台湾らしいですね。

注文が済むと、お店の方がすぐに道具一式を持ってきてくれて、1煎目は淹れ方を説明しながら淹れてくれます。日本語が話せる店員さんも多いので、初めての方でも安心です。

茶道具

茶番に急須と茶海のセット。見ているだけでも楽しいものです。

お菓子は、緑豆の落雁や胡麻の飴菓子、餅菓子、ドライフルーツなどを用意してくれます。

緑豆落雁

緑豆の落雁。台湾でよく見かけます。お茶によく合います。

お湯は、席の側に大きめの湯沸しを置いてくれるので、2煎目からは自分のペースで自由に淹れることが出来ます。写真のような台湾茶は何煎も飲むことができるので、好みの味になるようにいろいろ兆戦してみて下さいね。茶葉が開いてくると急須からあふれるほどになると思います。小さな丸い茶葉が開いていく様子を見るのもお茶を飲む楽しみです。

いよいよ、美しい夕暮れの情景を楽しむ時間帯に!