エネルギー摂取不足で撃沈Wさん
参加者が多い割にギャラリーが少ない。そのせいかコスプレランナーは少なかった。貴重なカエル君 |
W氏:普通の朝食。
N氏:パスタにパンにご飯、会場に来てエネルギーゼリーを。
ガイド:その差も出たんじゃないかな。ハーフだから摂取エネルギー不足が顕著に現れるのは15km過ぎですけど。小生は餅3つにバナナ1本を食べて家を出て、来る途中で大福を1つ食べ、会場についてからエネルギーゼリー。
W氏:ずいぶん食べますね。フルマラソンの場合は、その倍食べるんですか?
ガイド:餅1個+大福1個ぶんぐらい増やしますけど、そんなにお腹に入らないので、途中のエイドで食べるようにしてます。用意されていないときは、飴持参でレース。
N氏:でも、そんなに食べられないでしょ。
ガイド:普段から時々大食いして、胃袋の伸縮性を高める練習をするんです。それから食欲や消化をよくするために胃腸薬のお世話になったり。
N氏:いろいろ工夫が必要なんですね。でも、決定的に走る距離が不足している感じだな。大会までに一度30kmぐらい走っておきたい。
W氏:できれば大会コースも走りたいですね。
ガイド:この時期になるとコースすべてを走るのはたいへんですけど、後半部分、特に銀座からゴールまでの、いくつもの橋をアップダウンする部分を走っておくといいですよ。あの残り7kmで、この先どうなっているのか分からずに、何度もアップダウンが現れるのか疑心暗鬼で走るのと、分かっていて、あと2つ、あと1つとゴールに向かうのでは心理的なダメージが相当違うし、力の配分もできますからね。前回の参加者も試走の経験や、「東京マラソン、一足お先に試走しましたが参考になったといってます。
N氏・W氏:それ、やりましょうよ。
ガイド:前々回紹介した、ランニングステーション(略称「ランステ」)などの皇居周辺にあるシャワー施設を利用して、そこから往復すれば17~20kmぐらいの手ごろなコースになります。荷物を持たずに走れるので便利です。この距離なら平日の退社後でも実行可能でしょう。「皇居周回ランナーに朗報!ランステが誕生」を参考にしてください。
泣いても笑っても、あと1ヶ月。悔いを残さないように、できることはすべてやりましょう。
<東京マラソンへの道シリーズ>
東京マラソンへの道1 肥満を解消すべし
東京マラソンへの道2「着実なる減量」
東京マラソンへの道3 無謀なハーフ挑戦
東京マラソンへの道4 ダイエットの成果
東京マラソンへの道5 慢心で落ちない体重
東京マラソンへの道6 通勤ランに四苦八苦
東京マラソンへの道7 走りに慣れ始める体
東京マラソンへの道8 10kmレースで緊張感
東京マラソンへの道9 アミノ酸の力を実感
東京マラソンへの道10 ハーフ、余裕の理由
東京マラソンへの道 終章「遥かゴール」
<関連リンク>
2008東京マラソン
千葉マラソン