東京マラソンまで1ヶ月。走りの最終確認

「女性大会じゃないの?」といいたいくらい女性参加者が増えている
「女性大会じゃないの?」と言いたいくらい女性参加者が増えている昨今の大会。これは千葉マラソン10kmのスタート。黄色ゼッケンが女性。わかんない?
東京マラソンで4時間30分切りを目指すN氏をコーチして9ヵ月、スタートの日まで残りも1ヶ月を切りました。週末にしか走らず、食欲旺盛ながら、月間走行距離が150km以上にならないNさんの持久力を、どう高めるかがテーマのようになったこの連載。10月の東京ハロウィンラン10km(「東京マラソンへの道8 10kmレースで緊張感」)ではぎりぎり合格、このままいけばと思っていたのが、11月の光ヶ丘ハーフ(「東京マラソンへの道9 アミノ酸の力を実感」)でタイムはなんとか4時間30分のペースながら膝に痛みが出て、不安を残しました。その不安を見極めるべく、レース4週前にあたる2008年1月20日の千葉マリンハーフにチェックを兼ねて参加しました。この時期にハーフぐらいを走っておくと、そのタイムによって本番レースで目標とすべきタイムが予測しやすくなります。

11月の光ヶ丘では、N氏は後半早々に膝に痛みが出、最後は痛む足をかばって体をよじりながら苦痛の表情でなんとかゴール。2時間切りを狙っていたものの、2時間1分台のゴールでした。もし今日もそんなことになると、東京マラソンでの4時間30分切りに黄信号です。N氏の膝の具合がもっとも気になるところです。

効果が出た気がするスクワット

ガイド:光ヶ丘で痛んでいた膝の具合はどうですか。

N氏:全然、なんともないです。「まだ間に合う!東京マラソン最終1ヶ月対策」のチェックに筋トレのことが掲載されていたじゃないですか。スクワットを毎日、欠かさずやっているんです。そのおかげかな。っていうか、もっと早く教えてくださいよ。

ガイド:いや~、それは申し訳ない(何回も原稿にしてるんだけど……。サブスリー狙い、サブフォー狙い、サブファイブの方は「誰もが必見!大会直前1ヶ月のトレーニング」も参考にしてください)。

膝の故障の予防、特に再発予防のためのトレーニングとしてイチオシなのがスクワット。故障をした人は痛みが消えてからやってください。痛みをこらえてまでしてはいけません。

ガイド:で、今日の目標は?

N氏:今日は絶対2時間を切りますよ。

ガイド:その意気込み、いいですよ。頑張りましょう。

N氏:谷中さんは今日はどんな具合に。

ガイド:本当は、Nさんと走ろうと思ってたんですけど、私は陸連登録の部に申し込んだのでNさんよりスタートが5分早いんでよ。5分待っていると寒いので先に行って、カメラ構えて待ってます。早く追いついてくださいよ。じゃ、行ってきます。

N氏:はぁ、頑張ってください。

天候は薄日に微風。願ってもないコンディション

ランスカもけっこういました
ランスカもけっこういました
というわけで私が先にスタート。

この日選んだ千葉マリンマラソン(最長距離はハーフマラソン)は、千葉国際駅伝でもおなじみの千葉幕張メッセを舞台に開催されます。千葉ロッテの本拠地、千葉ロッテマリンスタジアムの前の道路からスタートし、海岸沿いを途中寄り道しつつ往復して、ゴールは球場内です。

天候は薄日に微風で願ってもないコンディション。小雨または小雪の天気予報が出ていたので、防寒対策をしすぎているんじゃないかと思われるランナーも見受けられます。でも、ハーフだからすぐ終わります。Nさんは、東京マラソンを想定して新調したロングTシャツ。小生は、上はやや厚めの生地のハーフジップTシャツにアームウォーマー。それに100円ショップで売っているようなフリーサイズの伸びる手袋。この時期、朝早いスタートだとこの手袋ではかなり冷えそうだけど、10時10分のスタート、おまけに薄日なので大丈夫でしょう。

トイレが少ないのでちょっと慌てましたが、陸連登録者は優先的に前方スタートなので、悠々と列に入ったのが30秒前。危ない、危ない。やはり10分前には列に並ぶくらいの余裕を持ちたいですね。この日はトイレのほかに貴重品預かりも短いですが列を作っていました。つくばマラソンでは荷物預けに10分以上並んだことがあります。並ばずにトイレを済ませられたという経験のほうが少ないので、トイレの行列はある程度覚悟と予想をしておくんですが、貴重品や荷物預かりの列は大会ごとのバラツキが大きくて予想できません。早めに預けるようにしておくべきでした。

そうこうしているうちに10秒前の声がかかり、撮影などしつつスタートです。

千葉マリンマラソンのメインとなる走路は、6車線道路を全面通行止めですから幅も広く余裕があります。また、上り下りも橋1ヶ所だけ(往復で2回わたる)のまったく平坦なコース。距離表示も1kmごとにあるので、とてもペースを把握しやすい設計になっています。ところが、腕時計が不調なのか、小生の扱い方が悪かったのか、どうも表示されるタイムがおかしい。もう腕時計は諦めて体内時計でいくことにしました。

最初の折り返しを戻った8kmぐらいの地点でNさんとすれ違うかなと思っていたんですが、見つからず。あのウエアとガタイを見逃すはずはないので、もしかして膝が……、と余計な心配。

結局、2度目の折り返しでも見つからず、再会はゴール後でした。