走りで変わる町の風景
観光をランニングでやってしまう「遊ラン」。行動範囲がぐ~んと広がるし、風景の見え方も変わってくる |
ガイド:車より自転車、自転車よりランニング、ランニングよりウォーキングのほうが街や自然の襞とでもいうようなきめ細かい部分にコンタクトできますよね。
N氏:クルマで走っていたら気づかない、歩いていたら気づきすぎ。そんな真ん中の程よいくらいの風景が見えてきます。それがなければ自分は走れないかもしれません。
ガイド:歩くのが当たり前と思っているところを走ってみると、違う感覚で接せられます。ウォーキングよりランニングのほうがいいとか悪いとかいうことではなくて、異なる新鮮な感じ方ができるということです。街中でも自然の中でも感じますね。東京マラソンが人気なのは、銀座の真ん中を走れることが大きなポイントでしょうし、トレイルランの人気の高まりも、歩くのが当然と思っている山野を走ったときに新鮮な感覚があるからでしょう。それが見るだけではなく、カラダ全体で感じられますからね。
N氏:そだなー、あと走り終わった後に楽しみがないと無理ですね。好物(自分の場合お寿司やパフェ)を食べていいとするとか。これもないとダメだな……。
ガイド:やっぱり、そこに来ますか……。パフェが好物だったとは知りませんでした。シューマイだとばかり思ってた。なお、小生の場合はビールと枝豆です。
熱中対策グッズも使おう
N氏:しかし、この暑い季節に走るのはたいへん。夜は夜で走れない環境なので、帽子と水分補給は徹底意識することが大切ですね。濡れタオルも気持ちいいです。欽ちゃん、マジすごいですよ。24時間走るんですよね? まだ走ってないですけど(2007年8月16日時点)。ガイド:風さえあれば気化熱で体感温度はかなり下がるんですけどね。熱中症対策グッズというのもいろいろあります。「安全110番」を見ると、首筋に保冷剤をたっぷりの「爽快ネッククーラー」1,890円、水に浸けるだけで涼しくなるというクールバンダナ735円なんて値段も手頃な製品が販売されてます。そのうち使用感をお伝えしましょう。欽ちゃんにも、世界陸上のマラソン選手にもおすすめしたくなります。
なにはともあれ、世界陸上と秋の訪れが待ち遠しいN氏とガイドでした。
<東京マラソンへの道シリーズ>
東京マラソンへの道1 肥満を解消すべし
東京マラソンへの道2「着実なる減量」
東京マラソンへの道3 無謀なハーフ挑戦
東京マラソンへの道4 ダイエットの成果
東京マラソンへの道5 慢心で落ちない体重
東京マラソンへの道6 通勤ランに四苦八苦
東京マラソンへの道7 走りに慣れ始める体
東京マラソンへの道8 10kmレースで緊張感
東京マラソンへの道9 アミノ酸の力を実感
東京マラソンへの道10 ハーフ、余裕の理由
東京マラソンへの道 終章「遥かゴール」
<関連リンク>
東京マラソン公式ホームページ
忙しい人必見!実践効率的トレーニング
走ったり歩いたり「遊ラン」のすすめ
熱中症とは