炊飯器で大きなケーキを焼いてみる!
生のままのりんごと小麦粉を200g使ったタルトタタン風バウンドケーキを、「分づき米炊き」で焼いてみました。白米3合が32分で炊ける我が家の炊飯器は、分づき米炊きでは40分と時間表示されます。玄米だと72分です。72分はあまりにも長過ぎると考え、分づき米炊きを選びました。
生りんごのタルトタタンの材料(8人分)
生りんごのタルトタタンの作り方・手順
生りんごのタルトタタンの作り方
1:薄力粉とベーキングパウダーを泡立て器で混ぜる
2:バターをクリーム泡立てる
3:卵を一個ずつ加え、そのつどしっかり混ぜる
4:粉を3回に分けて混ぜ、牛乳で少し伸ばす
5:なめらかなケーキ生地のできあがり
6:りんごは4つに切って皮と芯を取る。切り込みを入れて酢をまぶす
7:りんごを内釜の底に並べる。
8:生地を流し入れ、真ん中を凹ませる。
9:スイッチが切れたら試し串をする
10:りんごが重く崩れやすいので、慎重に逆さにして取り出す
11:切り分け、お好みでホイップクリームを添える
ガイドのワンポイントアドバイス
砂糖とバター控えめの、とてもおいしいバウンドケーキです。りんごの自然の甘さが生きています。ケーキ地はふわふわし過ぎず、キメが細かく、ほどよく重量感があります。焼き立てよりも一日置いた方が、バターがなじんで味が濃くなります。このケーキは「分づき米炊き」で焼いて45分でスイッチが切れました。試し串をしたところ中心が生焼けだったので、もう一度炊飯スイッチを入れたところ、およそ16分でスイッチが切れ、中まで火が通っていました。炊飯時間は合計で61分になりました。 同じ分量で普通の「白米炊き」でも焼いてみました。35分でスイッチが切れ、中心部分が生焼けだったので、20分ほど追い炊きして手でスイッチを切りました。これらのことから、この分量のケーキを焼き上げるには、(使用した炊飯器の場合)炊飯時間が55~60分必要だということがわかりました。もっと長く炊くコースを選んで焼けば、一回で焼けるかもしれません。調理時間が設定できる炊飯器なら、時間設定の目安になるでしょう。なお、炊飯器によって差があるので、上記はあくまで参考程度にしてください。普通の大きさで焼いた方が安心と思う方は生地の分量を2/3にしてください。