塩辛なしの白菜キムチ作りに挑戦してみましょう
白菜がおいしい季節になりました。キムチにしたらもっとおいしいです。 今日は、独身の方も作りやすいように、入手困難な材料はできるだけ避けて他の物で代用し(例えば、アミの塩辛の代わりにナンプラーを使用)、重しを使わない漬け方をしたいと思います。 作り始めてから食べ頃になるまで五日間ほどかかります。待つ楽しみの後に、食べる楽しみがやってきます。漬かり過ぎたら、キムチ炒めにしたり、汁ごとキムチ鍋にすればいいです。残った漬け汁も捨てずに、煮物や味噌汁、鍋物の調味料代わりに少し加えると、いつもと一味違ったおいしさになります。
白菜キムチの材料(白菜1個分)
白菜キムチの作り方・手順
白菜キムチの作り方
1:
白菜の根元から半分くらいまで包丁を入れ、手で4つか8つに割る。 流水でよく洗い、日光に半日~一日当てる。
日光に当てると甘みが増す。2:
根元の部分には、一枚ごとに塩をはさみ込むようにしながら、全体に塩をまぶし、ボウルに重ねていく。
3:
そのまま2時間ほど放置する。時々、上から押す。
4:
2時間ほど経ったら、上下を入れ替えて押し付け、そのまま置く。
5:
更に2時間後、全体的にしんなりしたら、ザルに上げ、3時間以上おいて、自然に水を切る。
6:具とたれを作る
鍋に湯200ccを沸かし、顆粒だしを溶かして冷ましておく。大根は野菜カッターの太い目で欠き、塩を大さじ1/2ふりかけてしばらく置いて水気を手で絞る。人参は、野菜カッターの細い目で欠く。長ネギは斜めに細く切る。
7:
にんにく、生姜、玉ねぎをすりおろす。出し昆布はハサミで細かく切る。 粉とうがらし、蜂蜜、砂糖、ナンプラーを混ぜる。
8:
具とキムチだれを手で混ぜる。
手が痛くなるので、ビニール手袋をして混ぜること。9:
冷ましておいただし汁を加えて混ぜる。
10:本漬け
ザルに上げてから、3時間後の白菜の塩漬け。水気が残ってたら、手で握って絞る。
繊維が壊れるほどきつく握ってはだめ。11:
葉の間に具をはさみ、二つ折りにして、葉で包む。
12:
漬け容器にぴっちり並べて行く。
13:
全部並べ終わったら、上からぎゅっと押しつけて隙間をなくす。塩漬け白菜のクズが残ってれば、表面をおおう。
14:
ラップでおおってから蓋をして、暖房がきいてない寒い場所に置く。
空気や光にさらすと、発酵が早く進みすぎて酸っぱくなってしまうので、ラップでおおってから、光を通さない蓋をする。蓋がなければアルミホイルでおおう。15:おいしくなる経過
丸一日経過: 丸一日経って、漬け汁が少し上がってきたキムチ。漬け汁をなめてみると、昨日の漬け立てより、塩味がまろやかになってる気がする。
ここで、保存場所を冷蔵庫に移す。16:
丸二日経過: 漬け汁の味は、昨日より塩分が増してる感じ。
白菜の塩気が抜け出して、漬け汁の旨味が白菜に染み込み中と思われる。17:
丸3日経過: 本漬けしてから丸三日経過、つまり四日目に入ったばかりの白菜キムチ。小さいのを選んで試食。根元の部分に白菜本来の甘みと味が残ってる、浅漬け好きにはたまらない味かげん。
本漬けしてから四日目からが食べごろ!!18:
丸4日経過: 本漬けしてから五日目の、絶好調においしい白菜キムチ。
これを切ったのが↓の画像。19:
自家製白菜キムチの完成!
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。