夏に美味しい野菜を選んで
夏の疲れている時、暑い時にぜひお薦めしたいスープ! イタリアではいわゆる「冷たい」ものは、ジェラートぐらいなもので、普通のお料理で「冷たい」というものはありません。もちろんサラダや前菜の一部は除きますが、基本的に温かいという概念のものは温かく食べるのです。では、暑い夏にスープを食べるのでしょうか? となりますよね。そうしたイタリアの場合「ぬるめ」でいただくのです。暑いイタリアの夏ではよく聞かれる夏のイタリア料理単語ではないか? という感じによくいわれる「TIEPIDA(ティエーピダ)」。猛暑が続くイタリアで、いわゆる「ぬるめ(TIEPIDA)」のお料理は毎日の食卓にはかかせなくなります。そして、今回は夏の野菜売り場では簡単に手に入るお野菜を使用し、心も身体もリフレッシュできるちょっとピリ辛のスープメニューをご紹介します!夏野菜のリフレッシュスープの材料(2人分)
夏野菜のリフレッシュスープの作り方・手順
夏野菜のリフレッシュスープの作り方
1:

ナスはダイスカットにし、水で洗い、軽く塩をして15分位おいておき、水気を切る(写真のようにしんなりします)。ズッキーニは小さめのダイスカット、インゲンは2cm程の長さにカットする。パプリカは180℃のオーブンに入れ15~20分程焼き、流水にあてて皮を取り除き、縦細長にカットする。※パプリカは直火にあてる方法でもOKです。
2:

圧底鍋にオリーブオイル、にんにく、アンチョビ、種を取り除いた鷹の爪を入れ中火にかける。
3:

2のアンチョビがオイルになじんだら、ズッキーニとインゲンを入れ炒める。
4:

2の野菜がしんなりしたら、水気を切ったナスを入れて炒め、ナスの皮にツヤ出たら、塩をふり、トマトを入れて合わせる。合わさったら、白ワインを注ぎ、ひと煮立ちさせる。
5:

ブイヨンを注ぎ入れ、アクを取り除く。弱火で20分程煮込む。
6:

煮込んだら、コンキリエッテ、枝豆、パプリカを入れ、10分程度煮込む。皿に盛り、バジリコの葉を散らし、最後にオリーブオイルをまわしかける。
7:

ダイエット中の方はパスタを外してもOK!