グルメ・各国料理(海外)/世界のお茶・お酒・スイーツ他

アジアのパン

米のイメージが強いアジアでもパンの種類は意外にバラエティに富んでいます。カレーに欠かせないナンやチャパティはその代表格です。

古屋 江美子

古屋 江美子

旅行 ガイド

ライター。旅行やグルメを中心にWebや雑誌など様々な媒体で活躍。これまでに訪れた国は約40ヶ国。出産後は育児ジャンルにも活動の場を広げ、出身地である山梨県の「やまなし大使」としても様々な情報を発信中。現在は神奈川県在住。

プロフィール詳細執筆記事一覧

意外にバラエティ豊か、アジアのパン

日本のインド料理屋でもおなじみのナン。自然種で発酵させた生地をタンドール窯で焼く

日本のインド料理屋でもおなじみのナン。自然種で発酵させた生地をタンドール窯で焼く

気軽に作れ食べられるチャパティ

気軽に作れ食べられるチャパティ

インドをはじめ、パキスタンやイランなどでは全粒粉の小麦粉から作る無発酵のパン「チャパティ」が日常的に食べられています。チャパティと似た「ロティ」は少し厚めで、小麦粉以外を使うこともあります。日本のインド料理屋で見かける「ナン」は、ペルシャ語で「パン」を意味する言葉。イランは知られざるナンの故郷です。タンドールと呼ばれる窯で焼いたふっくらしたパンで、作るのに手間もかかるので外食時などに食べる少し特別な存在。家庭ではチャパティが一般的です。

 

マレーシア名物ロティチャナイ (c)ASEAN-Japan Centre

マレーシア名物ロティチャナイ (c)ASEAN-Japan Centre

人口の約1割がインド系のマレーシアでは、小麦粉と卵の生地にバターを織り込んで焼く「ロティチャナイ」が名物。カレーソースなどをつけて食べます。中国には卵をたっぷり使った「マーラーカオ」という蒸しパンがありますが、こちらもマレーシアから伝わったという説があります。ベトナムはフランスの植民地であったため、バゲットの味も評判です。

<記事INDEX>
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます