すいとん鍋のレシピ……もちもち団子はおからで作る!
おからと片栗粉と水だけで作ったおから団子が、もちもちでしこしこで目を見張るおいしさです。白菜の代わりに、味が淡泊で煮込み料理に適している野菜「冬瓜」を使いました。その他の具材はお好みのものでかまいません。今回は入れてませんが、ささがき牛蒡もよく合います。そして、このおから団子鍋は便秘に効きます。最近どうも調子がよくないと思い当たった方は、今日にでもお試しください。たぶん明日か明後日には、効果のほどが確認できるかと思います。
おから団子のすいとん鍋の材料(4人分)
おから団子のすいとん鍋の作り方・手順
おから団子の生地作り
1:おからと片栗粉を混ぜる
ボウルにおからと片栗粉を入れて混ぜる。
2:水を少しずつ加えていきながらこねる
水を少しずつ加えていきながら手でこねる。
3:耳たぶの硬さになったらまとめる
耳たぶぐらいの硬さになったら丸くまとめる。
ここで、小さくちぎって手の平で丸めておけば、後が楽おから団子鍋を作る
4:冬瓜をゆでて水にさらす
冬瓜を半分に割ってスプーンでワタと種をかきだし、皮がむきやすい大きさに切って皮をむき、3cm角に切って鍋に入れる。水をヒタヒタに加えて火にかけ、10分ほどゆでて水にさらしておく。
5:具材を切る
大根は拍子木切りにして軽く下ゆでする。にんじんは大根に合わせて切る。しらたきは食べよい長さに切ってさっと茹でる。油揚げは熱湯をかけて油抜きして適当に切る。ひらたけは根元を切って小房に分ける。エノキは根元を切って3等分に切る。長ネギは斜め切りにする。豚肉、豆腐は食べよい大きさに切る。
6:だしを調味し、硬い野菜から入れて煮る
だしを火にかけ、酒、みりん、塩、醤油を入れ、冬瓜、大根、にんじん、しらたき、油揚げ、ひらたけを順次入れていく。煮汁が沸いたところで豚肉を加える。
鰹と昆布と煮干しの煮だし汁を使用。インスタントだしの素を数種類組み合わせて使ってもよい7:野菜が煮えたらおから団子を入れる
野菜が煮えたら、おから生地を手の平で丸めて入れていく。
時々アクをすくう8:豆腐、エノキ、長ネギを加える
団子を入れ終わったら豆腐とエノキを入れ、3~5分煮る。最後に長ネギを入れて軽く煮る。
おから団子は4~5分煮れば中まで火が通る9:キムチのせバージョン
汁ごと味わうお鍋なので、味つけはあまり濃くしない。食卓で取り分け、お好みでポン酢やラー油、七味をかけて食べる。画像のように、最後に白菜キムチをのせれば違った味が楽しめる。
ガイドのワンポイントアドバイス
おから団子は団子というよりもお餅に近く、もっちりしていて粘りがあります。でも、煮て一晩置くと硬くなります。温めれば柔らかくなりますが、もちもち感はなくなります。翌日ももちもち団子を食べたいならば、煮ないで生の団子のまま冷蔵しておいて、食べる直前に煮るほうがいいです。このおから団子はすごくおいしいので、市販の鍋つゆを利用してでも、是非とも作って食べていただきたいです。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。